友情の喪失: 約束が破られた日
休みの日には、撮影から帰ってきた後にまず撮影した写真を確認し、ブログを書き始めることが習慣となっています。しかし、今日は少し気分が乗らないため、写真の確認は後回しにしています。
その理由は、私が信頼していた友人から裏切られ、悲しい思いをしているからです。感情をぼかして話すことには限界があるため、できるだけ深入りしないように書きますが、何かに気づいても黙っていてください。
今日は、私と長い付き合いのある友人のところに撮影に行ってきました。彼は通常起きるのが遅いため、あまり会う機会はありませんが、今日は珍しく朝から起きていました。
私は写真活動を「きあい」というハンドルネームで行っており、実際の身元は公にされずにネット上で活動しています。これは、地球上で活動しているウルトラマンと同様の形で、自分の正体が知られることは避けなければなりません。
ただし、状況によっては本人として表に出る必要がある場合もあるため、人見知りながらも顔を出すことがあります。おそらく、お互いに合意がない限り、ネットとリアルの活動を分けているという暗黙の了解があると思っています。私としても、本名ではなく「きあい」と呼んでほしいと不特定多数の場面ではお願いしています。
今日はガーデンには朝から訪問者がいましたので、名前を出さないだろうと思っていましたが、彼は初めから私の名前を「きあい、きあい」と大声で呼んできました。私は一応、お客さんがいるため名前を出さないでほしいと伝えましたが、彼はそれでも名前を叫び続けました。
彼は大きな声で名前を呼び、会話も大声でしているため、私は再度注意しました。普通の雑談なら構いませんが、個人情報も含まれることがあるため、できるだけ控えてほしいと思っていました。しかし、会話の中で本名とハンドルネームがごちゃ混ぜになり、私の多くの個人情報が大声で公表されました。その瞬間、恐怖と絶望に襲われ、もはやここにいると他のトラブルを引き起こす可能性があると感じました。そのため、彼に「気分が悪いので帰る」と伝えてその場を去りました。
帰っている途中で彼が後ろからついてきて謝りました。彼はやっと事の重大さに気づいたようですが、時すでに遅かったのです。私がさらに彼につきまとわれると取り返しのつかない状況になると感じたため、「もうこれ以上ついてくるな」と言い放ちました。
私は彼を信頼し、これまで多くのことを話してきました。彼の行動に対しても応援し、彼がより成長することを願ってさまざまな支援をしてきました。今日の訪問も、以前半ば冗談交じりに「私に頼みたいことがある」と言っていたウェブサイトのリニューアルに関する話を詰めるために行ったものです。しかし、その話を進めていなかったことに安堵しました。
私が一番嫌うことは「約束を破る」ということです。以前、不動産業者の話をしましたが、約束を守ってもらえないことが一番悲しいです。
これまでお互いに信頼しながら友人として付き合ってきましたが、今回の出来事で私は裏切られたという思いでいっぱいです。お互いに何かしらの我慢もあったかと思いますが、私は裏切りを修復することはできないと考えています。私は昭和の人間で頑固な考え方を持っているかもしれませんが、これ以上の付き合いにはメリットがないと判断し、ここで別れることにしました。
ただし、本当にここで終わらせるべきかどうかは迷いがあります。今後も彼らを応援すべきなのか、いくつかの疑問があります。しかし、現時点では私は裏切られた思いや悲しみに満ちており、他のことに集中できなくなるため、一旦これを忘れることにしようと思います。
（了）
