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いまさらながらSony α7IIを中古で買った。レンズはタムロンA056

購入決意までの経緯

これいいかも

コロナ禍の2020年5月、「タムロン 70-180mm F/2.8 Di III VXD(Model:A056)」が発売されることを知りました。

その時にメインに使っていたレンズは「タムロン SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001) (ペンタックス用)」

A056を見て欲しいと思ったのは
「重量810gの小型・軽量化」A001は1320g※ (三脚座を含む質量)
「70~180mmのズーム全域で0.85mの最短撮影距離」A001は0.95m
「広角端70mmで最短撮影距離が0.27m(最大撮影倍率1:2)」A001はできない

軽くて被写体に近づけて、そしてマクロ的な使い方もできる!
すごく魅力的と感じました。
価格が12万オーバー、とても即決で買えるようなレンズではありません。

マウント違い

A056はソニーなのでFEマウント、一方私が使っているのはペンタックスなのでKマウント。
マウント(カメラとレンズをくっつけるところの形)が違うので、カメラ本体を買う必要があります。

A001は購入して10年が経過し、問題なく使用はできています。
メインで使っているカメラ本体、ペンタックスK-5、これも10年が経過していますが使えています。
他の人の写真と見比べてみて、若干見劣り(カメラのせいなのか腕のせいなのかはわかりませんが)、する気がしています。
撮影の腕がいいとかではなく、「カメラの力で写真を撮っちゃえ」っていうところがありまして、A001というレンズを購入しました。
さほど不満のない中、新たにカメラシステムを買い足す必要があるのか悩みがありました(2年ほど)。

物価上昇と経済不安

あれから2年、世の中が変わってきました。
コロナ禍は続き、ウクライナ侵攻、極端な円安、物価上昇、世界経済の見通しが立たない。

私が動くと世の中は逆の動きをする。
私は世界平和を願って、カメラとレンズを買うことを決意しました。

冗談ですが、株式投資で買うと下がり、売ると上がる、そういう経験が多いから(笑)そんな発想になりました。

物価上昇ですが、カメラで言うと10年前と比べて1.5倍くらいになっている感覚です。
発売後時間が経過しても値段が下がらないし、新機種も出ない、さほど技術の進化はしていない。

これから先物価上昇するとなると、デジタル一眼レフは金持ちの道楽になりそうです。
というか、今回カメラを買うにあたって市況を見て回りましたが、気軽に始めれる趣味ではない、入門用でも一昔前の中級機のお値段です。

覚悟を決めてレンズを買うことにしました。
するとなると、デジタル一眼本体を買わないといけません。

センサーサイズの選定

ソニーのデジイチのセンサーサイズはフルサイズ(36mm×24mm)とAPS-C(23.6mm×15.8mm)の2つがあります。

私が欲しい機能として「手振れ補正」「動く液晶モニター」があればよいです。

私が使っているペンタックスのセンサーはAPS-Cです。
APS-Cの方が安いので、調べてみると・・・α6000系お値段高いよ!
手振れ補正をあきらめるか、中古にするかの選択になる・・・

フルサイズってどうだろうと見ていると、新品で買おうと思ったら20万オーバーするのか!

フルサイズになると一つ問題があって・・・
フルサイズだと、APS-Cでの望遠が望遠じゃなくなる(意味不明)。

一般的に焦点距離は35㎜換算(フルサイズ)します。
A001をAPS-Cで使用すると1.5倍するので「135から300mm」
A056をフルサイズで使用するとそのままで「70から180mm」
望遠側が、かなり短くなります。
要は、遠くのものを大きく、花を大きく写せたものが写せなくなるということです。
この部分だけで1ケ月悩みました。

結局買ったのは

新しい型ではなくって、古い型の中古でギリギリ使い勝手がよくって買えそうなところを探すと・・・
中古の「α7 II ILCE-7M2」、新品ではないけど新同品で10万ちょっとで買える。
ここが限界、お金も時間も。

K-5が2010年9月発売
α7IIが2014年12月発売

4年分は進化しているだろうから買おう。

レビュー

今までの使っていたペンタックスとの比較です。

画質

画質とかまったく問題なく、ケチをどうつければいいのか、フルサイズと技術の進歩はすごいなと思いました。

ピント

ピント合わせなんか「なんでそんなに早くあわせられるんですか!」って感じ。
今までのジーコ、ジーコといいながら、迷っていたあのピント合わせどうしたんですか!
どうもしないよ、カメラ違うんだから(笑)

老眼にやさしい

ファインダーは電子ファインダーで違和感がある。
しかし、老眼には優しい。
視度調整がかっつりと合ってくれる。
拡大もきれいに見える。
ミラーレスの強みですね。

重たく感じる

ペンタックスK-5+A001で2.0kgです。
重たいのは重たいけど、撮影中は重さは感じませんでした。
片手でギリギリ撮影できる。

α7ii+A056は1.5kg
数字はムチャ軽いんです。
でも重たい。
確実に左手で支えないと撮影できない。
カメラグリップが小さいので手に収まっていない。
特にマニュアルピントを多用するので、腱鞘炎が復活しそうです。

液晶が消える問題

ファインダーをのぞくと、液晶モニターが消えます。
ファインダーから目を離すと液晶モニターがつきます。
アイセンサーが搭載されており、液晶モニターのオンオフを自動でしてくれます。

しかしファインダーから目を離すと、液晶モニターがつきません。
体じゃない方を向けると液晶モニターがつきます。
液晶モニターで撮影しようとすると、体からかなり離さないといけません。
極端ですが、腕をピーンっと伸ばさないといけません。
これで撮影はちょっと困ります。

センサーが敏感そうなので、一か八か隠しました。
全部隠すと反応しないので、少しずつ調整しながら自分の好きな位置でセンサー反応するように調整しました。

バッテリー

中古で買ったので100%元気ではなくヘタっているかもしれませんが、こまめに電源を切って午前中の撮影でギリギリでした。
今まで電源を落とす習慣がなかったので、液晶モニターがずっとつきっぱなし。
こまめに切ると、カメラの起動に時間がかかりリズムが崩れます。

一日中撮影の時は、予備が必要です。
ただし、USBで充電できるので、車の移動中やモバイルバッテリーでの充電で逃げれる可能性があります。
それでも2個ある方が安心感があります。

操作キー

操作するキーがすべて右にあります。
撮影中は右手だけでもいいのですが、たまには左手にもお仕事させてあげたい。
左手のお仕事はレンズを持っておくことに特化みたいな感じ。
このあたりもリズム感がとれないところです。

足りない

レンズの話になりますが、180mmでは足りないなぁって思う時がありますが、次第にそんなもんかと思えるようになりました。
広角・超望遠担当としてコンデジ(キヤノンのSX730HS)も合わせて持って出かけているので、遠くのものを撮りたい時にはコンデジで撮っています。
ただ、画質の差がかなり出てきて、こんなこと言うのもなんですが、α7IIで撮った画像の後にコンデジの画像を見ると荒いなぁ感じます。

望遠側が足りないのですが、逆に広角側が70mmで若干使いやすくなりました。

中古で買った感想

撮影枚数:4500枚
ファームウエア:Ver. 3.10公開日:2016-03-17

中古1年保証・無条件全額返金あるお店から中古で購入しました。
「◆使用頻度が少なく全体的にとても綺麗な状態です。」と書かれており、見た目はその通りでした。
しかしグリップがべたついており、清掃に時間と費用がかかりました。
エタノールがありますので、エタノールでごしごしと3日がかりでべたつきをとりました。
劣化ですので一度起きると止まらなかったと記憶しています。
べたつきは「加水分解」と呼ばれる化学作用で、要はゴムの劣化です。
私のカメラは防湿庫内できっちりと管理しているので、10年以上経っても加水分解は起きていません。

おそらく撮影枚数やファームウエアの状態から推測するといい管理状態ではないように思えます。
カビ等の発生はないのでカメラ自体問題ないと思いますが、気持ちのいいものではありません。

発売されて時間がかなり経っているので、購入の際にはグリップの状態は確認した方がいいです。

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