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親が死ぬということ8 親孝行とはなんなのか?

昨年のお盆に家族を連れて帰った時のオヤジは元気だった。本当に死が近づいてきているのかと思うくらいだった。ただ体のラインが少しづつ細くなり、髪の毛も薄くなっていく姿に少し涙がでそうになった。

11月、癌が骨に転移して痛いという話を聞いた。足の付根が痛いので数度病院に通って検査し癌が転移しているとのことだった。弟の話を聞くと骨まで癌が転移すると先は長くないということだった。それでも放射線治療で痛みを軽減することができるので治療を進めていうということになった。

親孝行とはなんなのか?私は自分の子供ができて、そして大きくなって親孝行とはなんなのか?ということがなんとなく見えてきた気がする。私の母から昔「親に心配かけないことが親孝行」なんて言われたことがある。それもそうだと思いながら家にいる時は過ごしてきた。不思議な事だがこの文章を書いている時に同じ話になった。これは親が私に心配をかけさせないように言った言葉ということが自分が親の立場になって理解が出来た。

私の思う親孝行とは「子供にして欲しいこと」だと思っている。私は子供にして欲しいことは「元気に他人様に迷惑をかけないように過ごして欲しい」それだけ十分であるし、それを超えることは望んでいない。これだけは守って欲しいことがある。それは「親より先に逝かないこと」父も私に言っていた。中学の時に挫けて自ら命を絶とうと思ったことがあったが、その言葉が心のなかにあったので踏みとどまった。そういうことを言った父、本人が祖母よりも先に逝く事になるなんて、非常に無念なことだろう。

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