親が死ぬということ16 叔母からの電話

前回母親から嫁に電話がかかってきた話を書いた。その延長線上の話になると思うが、叔母から携帯電話にメールが入ってきた。

「お母さんをお父さんに会わせて、お願いします。」

はて、いつだめだと言ったのかな。と思った。お父さんからは、弟と私の了解があればいいと言う叔母からのメールの内容だった。
私は赤の他人に戻っているわけだからお見舞いくらい勝手に行ってもいいんじゃないかい?と思っている。一番の疑問はなぜ叔母が父が入院していることを知っているかだ。

父に本題を聞く前に父から話があった。今まで聞いたことのない話が出てきたりして、父は「こんな話をするとは思わなかった」と言っていた。まぁ離婚の原因なんて私にはどうでもいい。現実が大事であって過去の真実なんてどうでもいい。離婚したことが事実であって、それによってどういう影響があったかを理解して自分は駄目だを思ったことを行動しなければいいと思っている。

父は母が来ることをダメとか良いとか言わない。一番の心配はまわりに離婚の原因が知られて祖母に悪いことを言われることを心配している。父には「お父さんの立場は経験したことないので分からない」と言うと、「そうだろうな、分かったと言われても辛いな」というようなことを言っていた。離婚の原因がどうであれ、見舞いに来たいというんだから来てもイイやん」と言うと、「赤の他人ってな・・・お前には分からんだろうな」と言われた。分からんことないので、なんかマズイこと言ったと思った。父にとって母は愛した女性なので、分かれても赤の他人ではないんだと言うことを始めて認識した。

父はいまさら来てこの状態で何を話するんだ、何も話することないのに、どんな顔をするんだ。寝たふりでもしとけばいいのか?と結構元気に話をしていたので安心した。