親が死ぬということ7 遠く離れているから不安なのか

一昨年人事異動で東京に転勤になった。生まれは福岡県で福岡県で就職したが、全国各地に事業所があり転勤する可能性がある職務に就いた。転々と東に移動しとうとう東京までやってきたのだ。親が福岡県にいるのでできることならば、何かあった時に車ですぐに駆けつけられる土地がよかった。サラリーマンなので東京への異動は拒否できることもできなかった。当時は拒否する理由すらなかった。

東京での業務内容でよかったのは、福岡への出張が多いということだった。最低でも毎月実家近くまでいけるのだ。親というのは何時まで経っても、子供を子供扱いする。正直40もなってそういう対応されるのはうんざりするところもある。盆正月の年二回顔合わすだけならば我慢できるのだが、出張に行く度に顔をだすのは勘弁して欲しいというのが正直なところで、月一回、もしくは2が月に一回顔をだす程度にしていた。

内々のことなのだが、私の両親は離婚しているため平等に2箇所に顔をだす必要がある。時々弟から情報が漏れて、あっちに行っているのにこっちには来ていないということを避けるためだ。非常にこれが疲れる。出張の時には荷物が多いので移動が大変だ。これを察してか弟が車で連れ回してくれて、最後は空港に送ってくれる。非常にありがたいのである。

親元を離れて仕事の都合でどんどん遠くなっていく。親の死に目に合うことができるのか不安だ。距離があるからすぐに駆けつけれない、これだけが不安なのか?

先日弟がこのブログを見ていることを知った。まぁ知られてマズイことはないのだが、どこまで本気モードで書いたらいいのか瞬間悩んだ。この前あった時に弟は私が嘘をつけないことを理解していたのでこれまたお悩みモードになるのであった。とは折角の機会、言葉として発して言い難いこともある。自分の考えを伝えるというのは、言うタイミングを間違えるととんでもないことになる。これから書く、いや書き留めていた文章はそのまま手を加えずにしておく。

私は長男であるので、家を守っていく必要がある。少々古臭い話しである。弟が親の近くにいるので安心していたが、究極の状態になった時、全て弟に任せていいものか考えこんでしまう。距離があり、仕事があり、そんな理由を並べて家のことを細々とできない。言い訳なのか?逃げているのか?はたまた・・・。どうしたら良いのかわからない。ここは人生割りきらなければならない。親の死に目というのは初めての体験だ。道筋が見えていれば何も不安になることはない。地元にいればすべて自分主導で進めていくことが出来るのだが、ここは弟に任せることが最良の選択だと思う。弟は私よりもしっかりしているので、その日まで任せておくしかない。