抗原検査陰性、PCR陽性
年末に奥さんが40℃の発熱をしました。
抗原検査で陰性でしたが、発熱が続くので診察できる病院を探しました。
年末年始の休みの期間であったため、どこの発熱外来も休診および拒否されました。
救急だけ開いており受付開始時刻から電話をかけ続けること15分、やっとつながりましたが、人数分予約受付ましたと言われ、翌日かけなおしてくださいと言われました。
奥さんの職場の伝手で自宅からかなり離れたところで検査可能なところがありました。
前日の抗体検査で陰性でしたので、インフルエンザの疑いもあるため、検体採取の時にインフルエンザ・コロナ同時に抗原検査をしてもらいましたが両方陰性でした。
PCR検査用の検体をとり、翌日連絡があり陽性でした。
💡わかったこと
抗原検査で陰性でもPCRで陽性になることがある。
ウイルス量が少なく抗原検査では検知できなかったと推測します。
検査外の病院では診察を拒否られる
熱が下がり落ち着いたころ、奥さんが胸が痛いというので近所の発熱外来に診察が可能か確認したところ「当院で検査していないので診察はできない」と拒否られました。
県のホームページには
- 診断を受けた医療機関
- 陽性者相談センター
- 所在地を管轄する保健所
と書かれているので、拒否られても仕方ないと思いました。
陽性者相談センターに相談の連絡をしましたが「診断を受けた医療機関」に相談してくださいと言われました。
一体何の相談なのか?という疑問だけが残りました。
💡わかったこと
検査後の状況を考えて、行きやすいところで検査をした方がよい。
検査を優先するとあとで、大変なことになる可能性がある。
治療優先ではないのか?
子どもが発熱しました。
年末年始、どこもつながらず、つながっても「予約がいっぱい」、「救急しかやっていない」とかで検査まで行きつくことができませんでした。
ここでふと思いました。
検査優先ではなく、治療優先ではないか?
病気を見るのではなく病人をみないといけないんじゃないか?
必死に電話をかけて、時間もお金も使って何も得るものがない。
この年末年始休暇で自分が消耗していく感じがわかりました。
何かがおかしい!
💡気づいたこと
なぜゆえに発熱するとコロナ陽性の判定が必要なんだろう?
救急の使いどころがわからない
前回娘が腹痛で高熱を出した時、「コロナ以外の症状だったら即救急へ」ということを学びました。
今回は明らかにコロナと思われたので救急は使いませんでした。
ふと思い出しました。
「今の状況って、発熱したらインフル未満の扱われ方じゃないか!」
子どもが小さい時、年末帰省で発熱した時、救急はちゃんと診てくれました。
その時の結果はインフルエンザでした。
インフルエンザの薬は初期に効くので、早々に検査して陽性なら即処方してもらったほうが断然良いといわれます。
コロナの検査ができないならそれでもよい。
インフルエンザの検査すらしてもらえないなんて、ありえないでしょ。
コロナの検査が先なんですって。
あとで確認するとコロナの検査の予約が取れたら同時に検査をするとのこと。
コロナとインフルエンザ、どっちがより危ないウイルスなのでしょうか?
💡わかったこと
コロナ検査の予約が取れないとインフルエンザの検査すらしてくれない。
感染源
奥さんの感染源は職場であることは分かっています(クラスター)。
子どもはどこから感染したのでしょう?
本人と行動の振り返りをしたのですが、発症する前の奥さんとリビングで面と向かって会話したとのこと。
その時奥さんは発症前のウイルスを大量生産していた時なので、子どもはモロにウイルスを浴びたと思われます。
15分程度の家庭内での会話です。
その時以外は心当たりがないと言います。
さて不思議なことに私はまだ発症していません。
寝室は奥さんと一緒なので、これまで知りうる情報から行くと密室で二人が寝ていたわけなので発症しそうですが・・・
-1日目の抗原検査で陰性でしたので安心していました。
0日目の抗原検査も陰性でしたので安心していました。
0日目のPCR検査の結果を翌日聞いて、そこから寝室を分けました。
ある意味静かな満員電車と同じで、クラスターが発生していないのがなんとなくわかる気がします。
💡わかったこと
感染者から出てくるウイルス混じりの唾液で感染するリスクが猛烈に上昇する。
要はしゃべらなければ、感染するリスクは格段と下がる。
ロキソニンは強力
奥さんも子どももですが、ロキソニンを投与すると39℃の熱でも平熱まで下がり、喉の痛みもなくなります。
解熱鎮痛剤なので当然のことですが、効き目がすごいと思いました。
グターっとして動けなかった人が、楽になったといって動き出せる。
頭痛が・・・と言っていつも服用しているのですが、こんな強力な薬を簡単にのんでいいのもか少し考えました。
💡わかったこと
高熱が出たら解熱剤は必要、そしてロキソニンは神
コロナの症状
40℃近い発熱が3日間、2日目くらいから喉に激痛、つばを飲み込むのも痛いのが2日間。
咳は思いの外少ないが、咳のし過ぎで胸が痛くなる。
胸が痛いのに肺炎かそうではないかの判断でレントゲンが必要と思われます。
何食べてもおいしくないそうです、味覚障害。
💡わかったこと
世の中一般的にいわれている症状なんだな。
言いたいこと
感染症法第2類から半端な第5類の変更は不要!
感染症法第2類から第5類へとすべきではないかと2022年までは思っていました。
2023年になった今、5類じゃなくて感染症法の分類いらないんじゃない?って思います。
年末年始、コロナの症状が出て病院にも行けずに堪え凌いだ方々、多いのではないでしょうか?
一部でそのような情報を頂いています。
上手く表現できないのですが、政府から「家で耐え忍べ!」と言われている気がします。
ちゃんとしっかり対応できる体制(病院も社会も)を取れていれば、2類だろうが5類だろうが「どっちゃでもいい」です。
中途半端な対応にしか見えません。(おそらくちゃんとしているやろがというでしょうけど)
いや、中途半端な対応しかされていません。
そうであれば、感染症法の対象から外して、コロナ前の社会に戻すべきだと感じます。
振り回され過ぎて、時間もお金もどんどん搾取されています。
非常にやるせない正月休みを過ごしました。
参考情報
これを読んで、なるほど!と思ったことがあります。
「年末年始の発熱」で慌てる人の“3つの間違い”
コロナの療養解除の基準に次の2つが書かれています
- 「無症状者は5日目の検査キットによる検査で陰性を確認した場合には、5日間経過後(6日目)に療養解除を可能」
- 「陽性者と最終接触のあった日を0日目として翌日から2日目及び3日目に検査を行い、陰性であれば3日目から待機を解除することができる」
先ほどのリンク先には次のことが書かれています。
- 抗原検査では、「発症5日目にようやく77%となった。」
- 「1回ではまったく信用できないので、2日おいてもう一度抗原検査をすることで、感度はPCR比85%まで高められる」
発症してはすぐには検知されないため、2回実施することで検査確度を上げようとしている。なので1回の抗原検査で陰性が出たからと言って安心はできない。症状が出ているのであれば感染対策を最高レベルまで引き上げる必要がありました。
厚生労働省では「喉の痛みや発熱などの症状が出たら…まずはご自身で新型コロナ抗原定性検査キットで検査してください。」と案内しています。
今回2名とも抗原検査では陰性で、PCR検査で陽性となりました。
症状が比較的重い方(それでも軽症の部類ですが)だったので、PCR確定まで自宅療養していましたが抗原検査で陰性で元気だったら動き回っていたでしょう。
現状の運用は無意味だ!とまでは言いませんが、中途半端過ぎていつまでも「第○波がきた!」と永遠に言い続けて、中途半端なルールに縛られ続けるような気がしてなりません。
(了)
コメント