TAMRON28-200の物欲
タムロンの28-200が欲しいと思って、中古探していたら、こんなに種類があると言うことが分かってしまいました。
AF 28-200mm F/3.8-5.6 Aspherical 71D 1992
AF 28-200mm F/3.8-5.6 Aspherical-IF Super 171D 1996
AF 28-200mm F/3.8-5.6 LD Aspherical-IF Super Silver 271D 1998
AF 28-200mm F/3.8-5.6 Aspherical-IF Super 571D 1999
AF 28-200mm F/3.8-5.6 Aspherical-IF Super2 371D 2000
AF 28-200mm F/3.8-5.6 Aspherical-IF Super2 Silver 471D 2000
AF 28-200mm Super ZoomF/3.8-5.6 Aspherical XR [IF] Macro A03 2001
AF 28-200mm Super ZoomF/3.8-5.6 Aspherical XR [IF] Macro Silver A03S 2001
AF 28-200mm Super XRF/3.8-5.6 Aspherical [IF] Macro A03 2002
AF 28-200mm Super XRF/3.8-5.6 Aspherical [IF] Macro Silver A03S 2002
どれがいい?
インターネットで画質情報を調査した結果、TAMRON 28-200mmレンズの中で比較的新しいモデルである「A03」が画質面で優れている可能性が高いという結論に至りました。
初期モデル(171D、271D、571D):
これらのモデルは内部構造がほぼ同一であると考えられます。
比較的安価に入手可能ですが、最新モデルと比較すると画質やAF性能に劣る可能性があります。
中期モデル(371D、471D):
これらのモデルは初期モデルから進化しており、性能が向上していると考えられます。
中古市場での流通量が比較的少ないです。
最新モデル(A03):
画質面で最も優れている可能性が高いモデルです。
比較的高価であり、予算オーバーとなる可能性があります。
オークションで落札
当初は画質の良いA03を希望していましたが、予算の都合で断念しました。中古市場で比較的多く見かける171Dも検討しましたが、状態の良いものはすぐに売り切れてしまう状況でした。
そのような状況の中、オークションで471Dが出品されているのを発見しました。471Dは中古市場での流通量が少ないため、出品者へ動作状況、レンズの状態(カビ、ゴミ、曇り)、保管状況について問い合わせました。
出品者からは「防湿剤を入れて保管しており、素人目にはレンズに異常はない」との回答を得ました。回答内容と471Dの希少性を考慮し、入札した結果、無事に落札することができました。
カビのおまけ付き
オークションで落札したTAMRON 28-200mm 471Dレンズが到着しました。期待を胸に現物を確認したところ、後玉にカビが付着していることが判明し、愕然としました。
試し撮りを行ったところ、画像にモヤがかかったような状態が見られました。さらにレンズ内部を確認すると、内部にもカビが発生していることが分かりました。
出品者の説明と著しく異なる状態に、強い憤りを感じました。「一眼を持った素人」という言葉への不信感が募りました。
カビの除去と試写
後玉のカビをレンズクリーナーで丁寧に拭き取ったところ、見た目には綺麗になりました。試写を行った結果、カビ除去前よりも画像がクリアになったことを確認できました。
今後の対応
レンズ内部のカビについては、専門業者によるクリーニングが必要になるかもしれません。出品者への連絡も検討しつつ、今後の対応を検討します。
教訓
今回の経験から、中古レンズをオークションで購入する際は、以下の点に注意する必要があることを痛感しました。
出品者の説明だけでなく、写真や質問で状態をよく確認する。
状態に不安がある場合は、入札を控える。
返品や返金に関する規約を確認しておく。
今回の経験を教訓に、今後の中古レンズ購入には慎重に対応したいと思います。
評価:★★☆
TAMRON 28-200mm 471Dの使用感と教訓
今回オークションで落札したTAMRON 28-200mm 471Dですが、古いレンズでありながら、意外にも良好な描写をしてくれます。35mm判換算で42-300mm相当の画角となるため、広角側がやや物足りないものの、一本で広範囲をカバーできるため、撮影が非常に楽になりました。
また、望遠側が35mm判換算で300mm相当でも、自身の撮影スタイルにおいては特に不便を感じないことが分かりました。このレンズの使用感から、今後TAMRONの70-200mm F2.8などのレンズを購入しても、十分に使いこなせる手応えを感じています。
しかしながら、今回のオークションでの取引を通じて、素人同士の取引にはリスクが伴うことを痛感しました。特に、出品者の説明に「素人」という言葉が含まれている場合は、注意が必要です。今回の件は、良い勉強代になったと捉え、今後に活かしたいと思います。
まとめ
TAMRON 28-200mm 471Dは、古いレンズながら良好な描写性能を持つ。
35mm判換算で300mm相当の望遠でも、自身の撮影スタイルでは十分である。
オークションでの素人同士の取引にはリスクがあるため、注意が必要。
今回の経験は、今後のレンズ選びや取引において貴重な教訓となった。
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