【JAF】高速道路で重大トラブル！無事生還できるのか？

2006年5月5日

先日帰省した時の出来事です。

高速道路を走る

ETCの深夜割引を適用するため、夜高速道路を走っていました。
所々で風が強かったので、左右に振られながら走っていました。
ということで、100km/hrで走るのが気持ち精一杯でした。
サービスエリアで休憩した後、再び高速道路を走り出しました。
10分ほどして、エンジンの音が重たいことに気が付きました。
カーステの音量を下げて再度エンジン音を聞いてみましたが
重たいような？そうでないような？
風のせいかなぁっと重い、特に気も止めませんでした。
そう、この時に異常だと気が付いていれば、
あんな、出来ことは防げていたかも知れません。

一体何が起きたのか？

それから、20分ほどして･･･
前に私よりも遅い車がいたため、追い越そうと思い
110km/hr程度まで速度を上げました。
この時は、風がないところを走っていたため、車が振られることもなく
走行車線から追越車線に入ることが出来ました。
走行車線の車を追い越した瞬間！
車が突如、小刻みに左右に振られました。
か、風か？
いや、風の揺れ方ではない。
･･･パンク？

過去の経験談

ここで、パンクと思ったのは、
過去にも同じような経験をしているからです。
エンジン音の異音です。
同じように、エンジン音が重たいとういのと
ゆるいカーブを曲がるときにハンドルが少し重たい
という現象が起きました。
気のせいかと思ったのですが、お出かけから帰ってきた後
ふと、前右のタイヤを見ると、空気圧が足りないような？
そのまま、ディーラーに持っていくと、
パンクしているというか、エアバルブのゴムの劣化で空気が抜けいていた
ということがありました。

話は頂点へ！

さて、話は戻りまして、
ハンドルは取られている様子はないので、後輪の可能性大。
このまま、左に寄せて路肩につける。
取りあえず、「急」が付く操作は厳禁！
じわーっと、ブレーキをかけながら、
後続車もないのでハンドルを左に切っていく。
「無事このまま、左に寄ってくれ！」
子供を２人乗せているので、もう命がけだ。
いや、３つの命を乗せて走っているのだ。
ETC無事通過後の、いやそれ以上のドキドキだ。
明日の新聞には載ってられないし…
あーもん！あーもんもん！
さて、運のいいことか、トンネル手前の引き込み帯に入り車は止まった。
Oh!Great!
ここなら、路肩よりも安心して車が止められる。
ハザードを付けて車から降りる。
タイヤの焦げた臭いで充満している。

これが現実

時間は夜の１０時４５分、辺り暗闇に包まれている。
暗くてタイヤの状態は確認不能。
そういえば、リュックの中に、自転車用ののLEDライトが入っているはず。
ライトを照らしながらタイヤを確認する。
あ”－左後方のタイヤが･･･

バーストしてらぁ

非常用電話はどこ？

二次災害を防ぐために、非常用電話で連絡せねばぁ
非常用電話はどこにある？
ふつー光っているから、分かるよなぁ。
って、前も見ても後ろを見てもそれらしきものはない！
じゃぁ、携帯で連絡する！
道路公団の電話って･･･？知らない！
あーそうだ、JAF！「＃8139」だったよなぁ。
トゥトゥトゥトゥトゥ･･･プープープー
って繋がらない。何回かけても繋がらない。
困った。困った！
そうだ！トンネルの中に入ったら、非常用電話が必ずある。
行くしかない。ここは、行くしかない。
トンネルへ向かって歩いて行きました。
25ｍ位歩いた地点で、真横左に電話らしき図形が！
「ふっ？」
これは、もしかして、光っていない非常電話。
かつ、木の枝で隠されている。
くそ！この右往左往した20分間！なんだったんだ。
即電話し、状況を説明し、JAFに繋いでもらいました。
１時間くらいして到着するとのこと。

JAFは神様です

この１時間は非常に長く感じました。
もう待つしかないとです。
あー、それにしても後輪でよかった。
前輪だったら･･･コントロール出来ていたかどうか自信がない。
くわばら、くわばら。
JAFの隊員の方は、ほんと１時間後に現れました。
「すみません。遅くなりました」とJAFの若い兄ちゃん。
いやいや、来てくれたのだから、そんなことはどうでもいい。
「もうしばらくしたら、作業車が来ますので」
ガク！あんたがやってくれるのかと思ったのに…
５分後、作業車到着。
「次のサービスエリアでタイヤを交換しますので
作業車に乗せて移動します」
えっ！ここで交換する訳ではないのね。
生まれて始めて、トラックの荷台に乗った車に乗りました。
荷台に乗せるまでは、JAFの方の指示で私がハンドルを取り乗せました。
乗せる作業途中、遊園地にある「フリーフォール」の頂上。
今から落ちます。って所。ガッシャンっていうのを思い出しました。
（表現が難しい）
移動途中、乗り心地は悪かったです。
ものすごく上下に揺れました。
段差の所は、落ちてしまうのではないかと思う位に揺れました。
サービスエリアについて、１５分ほどで交換終了。
夜中の１時。
はぁー。おつかれさまですぅ。
ここから２時間、走っていかねばならない。
まだ、バーストした時の記憶が残っています。
少しでも、ガタガタっとなると、もう恐怖感が全身を走ります。
運転したくないーぃって感じです。

タイヤ１本

翌日、タイヤを買いに車用品店へ。
「タイヤ１本ください。ついでにエアバルブも換えてね」
タイヤ１本取り替えて、１３８００円。
高い出費です。
バーストしたタイヤを見ると何箇所か、鉄片が刺さっていました。
貫通はしていないので、直接原因はこれではなさそうです。
今回も、もしかしたらエアバルブからの漏れが原因かもしれません。