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引っ越しのトラブル:タンスに傷がある!

タンスに傷があるぞ

以前、夏場の引っ越しについてお話ししました。

引っ越しは一般的に大変なプロセスで、荷物を運び出し、新しい住居に整理して収めるために多くの時間とエネルギーを費やします。しかし、新居に住み始めて最初の日、つまり引っ越しの翌日に、思わぬ出来事が私たちを待っていました。

部屋の中に山積みされた段ボールから荷物を取り出し、新しい部屋を整理し始めました。休憩で床に寝転んで天井を見上げました。ふとタンスの方に目を向けた際に、タンスの上部扉の上に不自然な茶色い部分と白いシミを発見しました。最初は汚れかと思いましたが、触ってみると、それは明らかに傷でした。一瞬、私はひざの力が抜けて崩れ落ちました。傷がひどく、何かがこすりつけられた跡であることが明らかでした。

どうやればこんなところに傷がつくのか?(タンス扉の上部です)

他の箇所も点検すると、白くなっている部分が30か所以上もあり、古い傷以外の新しい傷が見受けられました。

傷は散在しているのではなく、タンスの側面に帯状で集中的に存在していました。さらに、手の跡らしきものも見受けられ、状況は深刻でした。

傷を発見した瞬間、私は引っ越し業者にすぐに連絡しました。幸いなことに、引っ越し業者は速やかに問題の解決に協力してくれる姿勢を見せてくれました。数日後、引っ越し業者の担当者が傷を確認するために訪れ、その後、補修の日程が決まりました。

補修1回目

引っ越し業者から補修業者Aが派遣されてきました。多くの傷を修復するため、約3時間かかりました。結果一番大きいヶ所の補修結果がこれです。

一番大きな傷の補修結果は期待外れで、白い部分は茶色に塗り直されたように見えましたが、傷が一切隠れていませんでした。さらに、手の跡のような箇所も除去できないと説明されました。

補修箇所の確認をしていた時に大きな箇所を見つけてしまいました。
下の方だったのでこれまで気が付きませんでした。

補修箇所の粗さと手の跡のようなものが取り除けないこと、そして新たに発見された大きな傷について、私たちは再度引っ越し業者に連絡し、原状回復をお願いしました。

補修2回目

引っ越し業者は新しい業者Bを見つけ、1週間ほど経ってから補修業者Bが確認に来ました。補修業者Aの補修箇所を見て「…」となりました。

手の跡の箇所は、ウレタン樹脂塗装の下が浮いてきているため、このような現象が発生したと説明されました。約1か月後、補修業者Bが補修にやってきました。

補修業者Bの仕事はきれいに仕上がりましたが、傷がまだ目立っていました。

別件で木製ダンスの引き出しに軋みやゆがみが見られ、補修業者Bにお尋ねしました。補修業者Bよれば、木製家具は日本独特の畳等の文化に合わるため、衣類を入れた後微妙に形が変わっていきます。木製家具は時間が経つと形が変わり、引っ越し後に一時的な軋みや傾きが発生することは一般的で、時間が経てば元通りになるとのことでした。

前回引っ越し業者がタンスの傷確認で、もともとあった位置から男2人でさらに中身を出した状態で動かしました。
引っ越し業者曰く「タンスの補修業者が元に戻しますから」と言って帰っていきました。
とてもじゃないが、そんなの無理ではないかと思い業者Bの方に依頼すると「いいですよ」と言って道具箱から丸い形で下面がツルツルした道具(家具スライダー)を取り出し、バールのようなものでタンスを少し浮かせ家具スライダーを差し込んでいきます。
その後タンスを押すことによって、見ていると楽々に中身の入った重たいタンスを動かしていました。

Amazonで同じようなものがないかとみていると以下のようなものがありました。

今回の反省

この経験から学んだことは、木製家具に傷がついた場合、補修しても元の状態に戻らない可能性があるということです。自分の過失であれば諦めがつきますが、特に第三者による損害である場合、納得がいかないことが多いでしょう。しかし、状況が良くならないことを受け入れても、タンスは戻ってこない現実が待っています。最終的には泣き寝入りするしかありませんでした。

また今回は2ヶ月強の時間がかかり、それまで落ち着かずやっと引っ越しが終わったという安心感が出てきました。

今回の引っ越しの時、2か所に分かれて人員配置(新旧一人ずつ)をしたため引っ越し業者への目が届きませんでした。私は体調不良だったし、奥さんは監視するということは気にしていなかったようです。
この一連の出来事から、引っ越し時には注意が必要であることを再認識しました。特に、引っ越し業者の行動や言動を監視することは重要です。私たちは今回のタンスの問題でその重要性を痛感しました。引っ越し業者のサポートは大きな期待を寄せるものですが、自身の財産を守るためにも監視が必要です。

このタンスは、いわゆる婚礼タンスと呼ばれ、高級な木製家具でした。しかし、今の時代では婚礼タンスの需要は減少しており、高額な家具を購入せず、使い捨て可能なアイテムを選ぶことを検討する方が賢明かもしれません。また、マイホームができると家具の選択肢が広がりますが、慎重に選びたいと思いました。

とにかく破損すると「覆水盆に返らず」でお金でも解決できない状態になりますので、次回の引っ越しの時には奥さんにも事情を説明、または監視する人間を増員して対処したいと思います。

引っ越しは新たな始まりを意味しますが、問題が生じる可能性もあることを覚えておくことが大切です。引っ越し業者の注意欠如や不注意な取り扱いによって貴重な家具が傷つけられることがあるため、引っ越し前にしっかりと調査し、信頼性の高い業者を選ぶことが大切です。引っ越し時には慎重に行動し、自身の財産を守るための手段を考えることが重要です。
(了)

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Posted by きあい