【写真講座】第5回 空を撮る時に手前を明るくしたい
今回もアメブロの読者さんから頂いた質問に回答いたします。
thinvingさんから質問を頂きました。
【質問】
空を撮影すると、手前が暗くなり、
どうも、いまいち。
あれは、何か対処法がありますか?
【回答】
そうですね~、状況によりどういった方法をとるかによりますが
私の知りうる知識では以下の5つが考えられます。
1.プラス補正する
2.レタッチソフトで暗部のみ持ち上げる
3.HDR処理ができるカメラを使う
4.ストロボを使う
5.レフ板を使う
参考に写真を載せています。
同じ被写体があればよかったのですが
バラバラですが参考程度に見てください。
1.プラス補正する
基本的な手法です。
被写体がやんわりと写ります。
ただし、空が白っぽくなります。
2.レタッチソフトで暗部のみ持ち上げる
レタッチソフトの使い方を覚えないといけないので
初心者にはハードルが高いです。
見た目に近い感じになりますが、暗部を持ち上げたところに
ノイズが発生するので大きく見ると汚いです。
3.HDR処理ができるカメラを使う
レタッチソフトを使うのと一緒です。
最近のカメラには、このような機能がついています。
極端に明るく撮ったものと、極端に暗く撮ったものを合成して
画像を作っています。
人間が見た状態に近い画像となります。
最近買ったCASIO EXILIM EX-ZR100 HDRアートが面白いです。
4.ストロボを使う
近い被写体だと真っ白になるので注意してください。
フラッシュ発光による影が出て不自然になります。
そこで、ストロボディフューザーを使い強い影を弱くします。
使っても不自然ですが幾分よくなります。
逆光での人物撮影では発光させた方が良いケースが多いです。
ストロボディフューザーはこれを使っています。
小さく畳めるので携帯に便利です。
夏はウチワがわりに使っています(笑)
5.レフ板を使う
レフ板を使い、光を手前の被写体に当てます。
ダンボールにアルミホイルを張ったものでもOKです。
これも不自然さは残りますが、ストロボよりもいいと思います。
一人では難しいのでテゴがいります。
レフ板はこれを使っています。
小さいので携帯に便利です。
経験不足のためどう頑張っても不自然さの残った写真ばかりです。
最終的にどんな絵にしたいかで、方法を選んだりまた組み合わせています。
室内のディスプレイ撮影の時は、2+4+5を組み合わせて、作品?を撮影しています。
ひとまずは、この5つを覚えておくと組み合わせたりして応用がききます。
最後にまとめですが
まずは露出補正が出来るカメラであれば、1.を
出来なければストロボを使ってください。
晴天下の中ストロボを使うという発想はなかなかないと思いますが
積極的に使うといい写真が撮れます。
間違いや勘違いがあれば、ご指摘ください。