【写真講座】第4回 青空を青く撮る方法
今回はアメブロの読者さんから頂いた質問にお答えします。
質問の回答は行なっていますが、その回答に少し捕捉して記事にしています。
RUBYさんから頂いた質問です。
質問:
私も空と一緒に桜を撮りましたが、きあいさんの作品のような鮮やかな青色の空になりません。
撮影シーンを変更して撮影してみましたが、空の色は青というより水色になりました。
なにか設定して撮影されているのですか?
(文章は少し変えています)
回答:
私は写真のプロではなく、また専門の勉強をした訳ではないので
もしかしたら勘違いの部分もあるかもしれません。
ご了承ください。
まずご質問で頂いた元の写真。
青く撮るには次の3つがあると思います。
1.PLフィルターを使う
2.時間帯を選ぶ
3.絞りを調節する
1.PLフィルターを使う
これが一番手っ取り早い方法かな。
ただ使い方が面倒しい。
太陽を背にして、枠を弄って青が濃くなるように調整。
んなかったるいこと出来ませんがな。
それに結構なお値段するし、劣化して更新は必要だし。
2.時間帯を選ぶ
写真をもう一回見なおしてみたらひとつ気づいたことがあります。
それはあまり陽が上がっていない時に撮った写真の空が青いです。
私が撮影に行く時間帯は8時から11時くらいです。
花は午前中に撮るのが鉄則と自分の中のルールがあります。
たまに家族を連れてお昼から出かけますが、その時は水色になっています。
要は太陽の力が弱い時に撮影してしまえば、空が青くなるということなんでしょう。
ということは、PLフィルターを使う時のように、太陽を背にすればいいのです。(順光撮影)
3.絞りを調節する
テクニックで言うと、一眼であれば絞りを絞ると空が青くなります。
風景を撮る時に空を濃ゆく出したい時にF8~F11くらいまで絞ります。
これはそんなに青さが変わるわけではなく、周辺減光を抑えたいのでそうしています。
周辺減光とは写真の周囲が丸く少し黒っぽくなる現象です。
下記はレタッチソフトで極端に再現しています。
桜を撮る時ですが、露出を+1から+2くらいに調整するので空の色が薄くなります。
その時はレフ板を使って、桜に光を当てて調整しています。
これを使っています。
小さいので携帯に便利です。
コンデジだと限界があるので、青空モードがあれば青空モードを使って(桜が青くなるかも)
撮影するといいかもしれません。
最後にまとめると
1.午前中の早い時間帯での撮影
2.太陽を背にして撮影(順光撮影)
3.広角撮影の場合は絞りをF8からF11に絞る
4.好みによってCPLフィルター
5.コンデジだと青空モード
こんな感じで撮影すると、あなたの撮る空もきっと青くなる!・・・はずです。
間違いや勘違いがあれば、ご指摘ください。
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