写真を撮る時どこを見ていますか?
被写体を自分目線でしか見ていませんか?
それではもったいないです。
少し目線を下てみてください。
何となく世界が変わったように感じませんか?
更に目線を下げていってください。
虫の気持ちになりませんか?
高さ方向に目線を動かすだけでも世界が変わって見えます。
では被写体のまわりを1周してみましょう。
何か気づきませんか?
真上からも、真下からも見てみましょう。
面白いものが見えたでしょ?
意識を変えてモノを見ると違った世界が見えます。
これはカメラを始めたから教わったことではなく、仕事から教わったことです。
問題解決を行うのに1点から物事を見ていては、解決の糸口は見つかりません。
いろんな方向から問題を見渡すのです。
写真撮影と違って、問題を360度見渡しても全ては見えませんが、被写体は360度見渡すことが出来ます。
いままでお話ししたのは、いわゆる3D(3次元)のお話です。
実は写真はこれだけではないのです。
三次元に時間軸を加えて、四次元になります。
同じ被写体でも、24時間観察してください。
(できないですね)
太陽の動きによって、陽加減がかわり色々な表情が生まれます。
季節によっても、天候によっても色々と変わります。
どんな時が一番いいのか?
被写体を知ることによって、いい時間軸を探してください。
一瞬を切り取る、これが写真なのですね。
植物は朝方がいちばんキレイです。
その次に夕方です。
朝方というのは、理屈はよくわかりませんが植物が生き生きしている時間帯です。
それプラス、朝の日差しが柔らかく演出してくれます。
夕方というのは、傾いたお日様がロマンティックに植物を浮き上がらせます。
お昼はダメという訳ではないのですが、日差しが強く反射が強かったり、植物が少しナヨッとしています。
次回の撮影から4次元を意識して撮影されてはいかがでしょうか?
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