痩せ型なのになぜ中性脂肪が高いのかSeason4

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中性脂肪が下がらない

痩せ型なのに中性脂肪が高いことに悩まされている方もいると思います。今回は私自身が経験した、中性脂肪との闘いについてお話ししたいと思います。

これまで書いてきたものが長くなりましたので、今回の話題から新しいページで始めます。これまでの内容は以下のページに書いています。

痩せ型なのになぜ中性脂肪が高いのかSeason3
中性脂肪を下げる薬を飲み始めて1年、状況を追記しました。健康診断の結果健康診断の結果が来ました。前回の健康診断で中性脂肪が高かったので少し気になっており、連続で今回も高ければ、何らかの処置を取ったほうがいいのかなと考えていました。今回の結果...

中性脂肪と私の3年以上の戦い

私は脂質異常症と診断され、3年以上にわたりベザフィブラート徐放錠を服用してきました。健康診断で病院に行くよう勧告された当時、中性脂肪の値は600mg/dLに達していました。薬を服用することになっては、中性脂肪の数値は下がったものの大きな改善は実感できていません。

当初BMIは標準でしたが食事制限と運動の指導が入ったため、体重を5kg減らし、BMIが痩せ型になりました。その結果、ここ2年の健康診断では中性脂肪が基準値内に収まることもありましたが、かかりつけ医での測定では200~300mg/dLの間を行き来しています。

体重減少の副作用

薬を服用し始めてから、疲れやすくまた疲れが取れにくくなり、口内炎が頻繁にできるようになりました。このことを医師に相談しましたが、特に具体的な対策は示されず、「耳鼻科を受診してください」「しっかり休んで食事をとりましょう」といったアドバイスのみでした。

疲労の原因について考えると、薬の副作用である可能性はもちろん、体重が減少したことも影響しているのかもしれません。体重減少により体力が落ちた結果、免疫力が低下したのか、コロナに罹患したり、風邪をひきやすくなったと感じています。特に、適正体重より2kg以上低い現状が続いていることが一因かもしれません。

さらに、適正体重に戻したい気持ちはあるものの、現在も食事制限と運動を続けているため、体重を増やすことができず、もどかしさを感じています。適正体重まであと2kgとわかっていながら、それが実現できない現状にはフラストレーションが溜まるばかりです。

医師の対応

毎回予約の際、私の予定を無視して一方的に日時が決められることがあり、今回は

きあい
きあい

予定があるので変更してください

とお伝えすると、

結果が出せない人に日にちを変更する権利はない

と言われたときには、大きな不満を感じました。

仮に私だけが結果を出せていないのであれば、そのような言葉を投げかけられることも理解できるかもしれません。しかし、病気を克服するには医師と患者が協力することが重要だと考えています。こちらが100%悪いかのように責められるのは納得がいきません。

薬の効果に対する疑問

私自身のデータを分析した結果、薬が効果を発揮していないのではないかと考えるようになりました。薬の文献によると、LDLコレステロールを40~50%低下させる効果があるはずですが、実際にはLDLはむしろ増加し、中性脂肪の値も安定していません。一方で、運動や食事制限がHDLを上昇させた可能性があると推測しています。

薬を止めたいと申し入れ

薬の副作用や効果のなさを考慮し、服用を中止してみることを医師に提案しましたが、

自分のやっていることにすごく自信があるようだね

と言われ、不機嫌な態度を取られました。それでも、私は薬を止め、自分の体で試してみることを決意しました。自分に自身があるのではなくむしろその逆で、私は医者を疑ってかかっているわけですが、そのことはさすがに言えず

きあい
きあい

人体実験です、即死する訳ではないので薬の効果を一度体を張って確認したいです

とだけお伝えしました。
不機嫌な様子はうかがえましたし、年末だったので毎年「よいお年を」と声をかけられていましたが今年はありませんでした。

自分なりの取り組み

次回の検査まで、薬を服用せずに生活を見直すことにしました。具体的な取り組みは以下のとおりです:

  • 食生活の見直し: 魚や野菜を中心にした食事を継続し、白米の摂取量を以前の半分からさらに半分に減らしました。また、卵は完全に控えています。
  • サプリメントの活用: EPA・DHA、イソフラボン、りんご酢のサプリメントを新たに取り入れ、食事では補いきれない栄養素を補充しています。

今回の取り組みは、薬を止めた状態で出来る限りのことを実行し、体調や中性脂肪の数値にどのような変化が起きるのかを確かめるためのものです。これで中性脂肪が当初の600mg/dLに戻れば薬が効いていた証拠となり、200~300mg/dLで推移すれば薬の効果はなく、基準値内になれば薬が悪化の原因だった可能性が示されます。これにより、今後の治療方針を決めるための重要な判断材料を得ることができます。

私の方針

脂質異常を改善するための手段には、大きく分けて自己努力と薬物療法があります。しかし、それぞれには限界があると言われています。自己努力による数値改善は数%から20%程度にとどまり、薬を使用しても50%程度の効果が期待できるとされています。

薬に頼ることは、効率的で効果的な方法の一つです。しかし、無理な食事制限や運動が体調を崩す原因となる可能性を考えると、薬を使う選択も必要だと感じています。その一方で、私は現在の薬の効果に疑問を抱き、服用を中止することを決断しました。

今後について思うこと

以上の内容で、薬との向き合い方や現状の葛藤を整理しました。読者の方にも、何かしらのヒントや共感を得てもらえるとうれしいです。治療方針の感覚が合わない医師との関係はストレスの原因になると感じています。しかし、長年の付き合いがあるため、簡単に縁を切ることは難しい状況です。また、他に通える病院も少ないため、今後の対応について慎重に考えたいと思います。
(了)

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