【ラブジョイ彗星】愛が去ってもLoveがある
本来ならばアイソン彗星C/2012 S1(ISON)の撮影を予定していたのですが、太陽に最も接近(近日点を通過)した時にイカロスのように散っていったため予定は「なしよ」にしました。
残念だったなぁと落胆していたところ、ラブジョイ彗星C/2011 W3(Lovejoy)が予想よりも明るくなったということでラブジョイ彗星を見に行きました。
昨日も早朝に起きて行こうとしたのですが、空を見上げると雲ばかりだったので諦めました。
今日は昨日よりも若干雲が少なかったので一か八かで撮影地点に行くことにしました。
現地について東北東を見ると・・・雲ばかりです。
今回は広角で全体を狙ってラブジョイ彗星を見つけて、望遠で大きく狙う作戦です。
広角で撮影するため標準ズームのついたカメラを三脚にセットし電源を入れました。
しかし電源が入りません。
・・・バッテリーを充電して充電後元に戻すのを忘れていました。
急遽望遠レンズがついたカメラと入れ替えを行い撮影を開始しました。
ラブジョイ彗星が見える方向は雲で見えそうもないので、北の空を撮影。
北斗七星(おおぐま座)を撮影。
写真で夜空を撮影すると目で見えるよりもたくさんの星が写ります。
多すぎて何がなんだか分かりません。
たぶんラブジョイ彗星があると思われるところに雲が残っています。
時間が6時に近づいてきたので空がかなり明るくなってきました。
目では先ほどまで見えていた北斗七星も凝視しないと見えないくらいになってきました。
現地でカメラの液晶では確認できませんでしたが、家に帰ってパソコンで確認するとラブジョイ彗星らしき姿がありました。
本当にそうなのかどうかは分かりません。
アイソン彗星から夜空の撮影にチャレンジを始めたのですが、まずは天文の知識がないと撮影が無理だということをヒシヒシと痛感しました。
あと夜空を見てもほとんど星が見えないので、目的のものを探すのに双眼鏡は必要かなと。
それでも最終的にはファインダーを覗いて目的物を撮影するのですが、目で見えなければ勘で合わせるしかないので経験値もかなり必要かと思います。
来週はふたご座流星群が出現します。
三大流星群のひとつです。毎年ほぼ一定して、多くの流星が見られるという点では、年間最大の流星群と言えるでしょう。条件の良いときに熟練の観測者が観測すると、1時間に100個程度の流星を数えることは珍しくありません。
ふたご座流星群の一般的な出現時期は、12月5日~12月20日頃で、極大は12月14日頃です。12月中旬に入ると数が増加しますが、極大を過ぎると急に流星数が減る傾向にあります。
国立天文台ホームページより引用
活動のピークは14日14時ごろと予想されているので、14日から15日にかけての夜が見ごろです。
14日の夜9時頃から東の空にふたご座が登ってきますが、月を伴っているので15日の朝方月が沈んでからが良さそうです。
15日の朝方ということは、ラブジョイ彗星とふたご座流星群のコラボが撮影できるチャンスがありますね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません