【体験記】楽天モバイル株主優待レビュー|マイネオから乗り換えて感じたリアルなメリットと弱点

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マイネオの低速運用から始まった私の通信生活

私はこれまで、マイネオ(mineo)で通信専用500MBのプラン(月額700円+税)を使い、低速モード(200kbps)でほとんどの通信をこなすという節約運用をしていました。

用途は主に「ドラクエウォーク」と「Spotifyで音楽再生」。たまにドラクエウォークが引っかかるときだけmineoスイッチで高速通信に切り替える、という使い方です。

奥さんが1GBのプラン(1,298円)を使っているので、家族全体では実質1.5GBを共有しているような感覚で、私は月に5〜7GB程度、高速・低速を組み合わせて運用しています。

通話はPovo(基本料金0円)を併用。半年に1回だけ、割安な100円ガチャトッピングやで半年1GBなどを追加して、緊急時に備えた体制を整えています。いわば、「自分でスイッチを切り替えて制御する、節約型モバイルライフ」を楽しんできたわけです。

株主優待で楽天モバイル30GBが無料に!

楽天モバイル(30GB/月)が1年間無料で使える!という、非常にお得な株主優待が前年実施されました。

そんな中、次も実施されることを期待して、楽天グループ(4755)の株を100株、1単元だけ保有してみることにしました。すると…

なんと翌年も継続で優待が実施されたのです。

「これはありがたい!」と思い、マイネオとの比較検証も兼ねて、楽天モバイルへの切り換えを試してみることにしました。

mineoから楽天モバイルに乗り換えてみた理由

楽天モバイルに乗り換えることで、以下のメリットが得られると期待していました:

  • 月30GBまで無料なので、通信量を気にせず使える
  • mineoのようにスイッチ切り替え不要(常時高速通信)
  • Rakuten Linkで国内通話無料

つまり、「スイッチ管理も不要で、通信量も余裕がある。生活がぐっと楽になるのでは?」と。

これまで私は、節約と引き換えに手間をかける運用をしていたので、それが解消されるだけでもかなり快適になると思ったのです。

実際に使ってみてわかった楽天モバイルの現実

期待に胸を膨らませ、楽天モバイルに乗り換えてから2ヶ月間使ってみました。

しかし、結論から言うと──
通勤時間帯・地下・人口密集地では正直厳しい。
と感じています。

通勤時のドラクエウォークがストレスに

私にとって大切な「ドラクエウォーク」のプレイ中、通勤電車内では通信中となって場面が切り替わらないことが多発。
東京都内に入ると特に顕著で、マイネオの低速よりも引っかかる場面が多い印象です。

mineoの低速200kbpsでも、ある程度は粘って動いてくれていたのに、楽天モバイルでは「通信不可」になる場面もあり、意外にも不便さを感じる場面が多々ありました。

ネット閲覧も不安定な場面が…

通勤時間帯の主要駅や地下では、ネットの読み込みが遅くなることもしばしば。
週末の都心部では問題ないことが多かったですが、「人口が密集する時間帯やエリアではやはり厳しい」という評価が現実的だと思います。

mineoの低速運用に戻るという選択

楽天モバイルの株主優待は本当に素晴らしく、費用的にはこれ以上ないほどお得です。
ですが、日常のストレスという点で見れば、自分の使い方にはmineoの低速運用のほうが合っていたと再認識しました。

あらためて使った通信量を見返すと、月に10GBも使っていないことが分かりました。
それならば、mineoのスイッチ切り替えで必要な時だけ高速にして、Povoで通話を補う――という従来の節約スタイルで十分。

楽天モバイルの通信エリアが改善されたら、再び戻る選択肢もありますが、今は「必要なときに必要な分だけ使う」賢い節約生活に戻るつもりです。

楽天モバイル優待はお得。でも「使い方次第」で判断を

楽天モバイルの株主優待は、30GB+通話つきで1年間無料という驚異の内容で、通信費節約にはもってこいです。

ですが、電波品質・使い勝手はエリアや時間帯に大きく左右されるため、「常時快適な通信環境が必要な人」には向かない部分もあります。

  • 通信費を極限まで抑えたいなら楽天モバイルは神優待
  • 通勤中の安定通信が命ならマイネオの低速+Povoのほうが快適
  • 通信量10GB未満なら「スイッチ節約型運用」はまだまだアリ

あなたのライフスタイルや優先順位に合わせて、「どこまでストレスを許容できるか」を考えてみてください。

楽天モバイルの優待が今後も継続されたら、お得に試せるうちに体験してみるのも、ひとつの選択です。
(了)

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