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中学生の子どもの成績をあげるにはどうしたらよいか?

事の発端

次男坊が中学生になってからの成績ですが散々な実績を次々に持って帰ってきます。

最初のうちは宿題の提出を忘れることがありましたが、次第に宿題の提出忘れはなくなりました。

また本人の希望で塾に行っています。
サボっているわけでもなく、ちゃんと塾に行っています

私の子どもなので「そのうちなんとかなるだろう」と軽く考え私は係わらずに、奥さんに学校と塾のことはすべてお任せしていました。
しかし成績は一向に上がる兆しもなくいよいよ後がない状態になってきました。
このままでは次男坊の将来の可能性が狭まってしまう可能性があるので、私が重い腰を上げて改革に取り組むことにしました。

まずやったこと

某個別指導の塾に小学生から通っています。
塾代は高くなりますが個別指導を選んだのは、本人の性格を考慮しました。
英語と数学をやっていますので、この2つががそれなりだと効果はあると判断できますが、英語も数学もメタメタに悪く下がる一方です。

本人は「辞めたくない」と言っていますが、本人と塾の相性が悪いと判断し塾を辞めさせました。

私が塾代わりに教えてもいいのですが、私の単価と塾の単価、そして専門性を考慮すると塾にお任せした方が費用対効果は高いはずなので今後塾については考える必要があります。

勉強のやり方を分析

前々から分かっていたことですが、やっていることが作業になっています。

目的が「覚える(身につける)」ではなく、目的が「宿題を終わらせる」ということで作業になっています。
最悪の場合、時間がないからといって答えを丸写しにしています。
宿題は目的ではなく、覚えるためのツール(手段)です。
「答えを写す」ということについては否定しません。
それも一つの勉強方法ですが、その後数度「記憶に定着しているか」の確認をやっていれば問題ありません。
本人は「勉強をした」と言いますが、目的が作業になっているため「勉強したつもり」になっており記憶に残りません。

課題は目的を「作業」から「記憶」に変更することが直近の課題となりました。

私の勉強方法

ここで私の勉強方法についてお話します。

私も頭はよくありません。
なので、受験が試合であれば「練習」とすれば、とにかく時間を使い、繰り返し「練習」するだけでした。

学校のテスト

まずは覚えなければなりませんので、記憶したいことを声に出して繰り返し紙に小さく書いていきました。
そしてカンニングペーパーを作るために、ポイントだけを小さく書いていきます。
(※カンニングペーパーは実際のテストでは使用しません)
カンニングペーパーなので限られた面積の中に書かないといけないので、記憶する箇所が絞られます。
徹夜での勉強はせずに試験当日は朝早く起きて、絞り込まれた箇所だけ繰り返し書いて記憶を定着させます。

入学テスト

受験についてはカンニングペーパー作戦では無理なので、とにかく問題を解きまくりました。
また傾向を分析して対策を練り、出る確率の高いところから覚えていくことにしました。
このやり方は社会人になって国家試験・検定試験を受験する時にも応用ができました。

とにかく手と口と耳で覚えるということを繰り返していたので、当時右指にできたタコには血が滲んでいました。
今ではそこまでやることがない・・・キーボードを叩くことが多いので腱鞘炎になりましたが。

3年の2学期途中まではそこそこの成績でしたが、3年の夏休みが終わった後急激に偏差値が落ちました。
おそらく部活を引退した人達が勉強を始めて、私はペースを変えずに勉強したせい・・・これ以上は無理と思っていた・・・で偏差値が落ちたと思いました。
これ以上勉強したくない!遊びたい!という思いが強くなり勉強することを諦めました。
なので最後の最後は散々な成績で卒業しましたが、進学はできました。
後付になりますが中学の勉強で大切なのは「2年生」、この時どれだけ頑張ったか、結果を残せたかが受験のポイントになると思っています。

やる気があるのに勉強ができない

次男坊の「何が問題か?」ということが分からないと、何をしたらいいのか分かりません。
ここ2週間程、本業の仕事は置いといて「平日3時間、休日5時間」次男坊の勉強をみました。
私自身やっつけ仕事の勉強しかしていないので、その教科を教えることはできません。
しかし仕事でのマネージメントとしてのいろいろなツール・スキルがありますのでこれらを駆使して「中学生の勉強を見る」ことにしました。

問題を解く姿を見ていました。
数学は美しくない計算をしています。
数学として美しい途中の計算式を教えました。
文章問題は全く解けません。
問題を読み自分の理解を絵にすることを教えました。

理科社会についてはほとんど答えることができません。
一度問題を解き数日後同じ問題を解くと7割位は答えることができます。

2週間平日を含めてみっちりやってきたので音を上げるかなと思っていましたが、全くギブアップする様子もなく逆に私が音を上げそうな状況です。

勉強がわからないのにやる気がある理由がよく分かりませんが、今のままではダメだということは考えているのでしょうか?
一般論として「できる」状態になると「やる気」が生まれてくるものです。
なのでどうすればよいのか分かりません。

点数を上げる

「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」や「下剋上受験」などを見ましたがどうしたらいいのか分からない、分かるはずもない、というか「あんなんあるかよ」気持ちしかありません。

ある程度は参考にしながら、私の経験から点数を少しでも上げる短期の作戦を考えました。

点数を上げやすいのは理科と社会です。
特に社会は暗記すれば点が取れる・・・はず・
理科は計算問題が入ってくるので社会ほどではありませんが、暗記すれば点が取れる・・・はず。
こちらの2つについては、本人が暗記して私と一緒にチェックするという方法を実行することにしました。

数学は一緒に問題を解きながらテクニックを教えることにしました。
ただし私自身テクニックは持っていないので、私も勉強しています。

英語は単語を覚える。
文法はその後かなと考えています。

問題は国語、こちらはこれからの指導の中で考えていきます。

中学校の勉強ができない理由

数学の問題が解けない理由が分かりました。
例えば比例、そもそも小学生の時に習ったことが身についていませんでした。
なので小学生の比例問題を解き、中学生の比例問題を解かせると8割解けるようになりました。

となると、中学生の勉強の前にその項目に該当する小学生の問題を解かせてから中学生の問題に取り組んだ方が効率が良さそうです。
ただし小学生の問題は問題の意図の解釈が難しい・・・

続く

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子供勉強

Posted by きあい