20年前のBABY-Gを復活!電波ソーラの電池交換体験
20年前に手に入れた、私の大切な時計、BABY-G MSG-1200D。最近はほとんど使っておらず、ソーラー電池が充電されないままバッテリーが弱ってきました。
丸い液晶の上部に「C」が点滅しています。この点滅は「内部電池の残量がもう少しでなくなるよ」という印です。太陽光に当てて充電しても「C」の点滅が止まらない、しばらくして液晶が消え動かなくなる等の症状が出てると電池交換のサインです。
捨てる前に、この時計を復活させる方法を模索しました。そして、思いがけずバッテリー交換が可能であることが分かりました。今回はその経験を共有し、CTL1616というバッテリーの交換方法を詳しく説明します。
長寿命のパートナー、BABY-G
20年前、私はBABY-G MSG-1200Dを手に入れました。その頃からこの時計は私の信頼のおけるパートナーであり、様々な冒険や出来事に付き合ってくれました。しかし、最近では時計をあまり使っていないため、ソーラー充電もほとんど行われず、バッテリーが弱ってしまいました。
捨てる前に最後のチャンス
時計が正確に動かなくなり、画面に"C"の表示が現れるようになったとき、私はBABY-Gを捨てることを考えました。しかし、何とかしてこの時計を救いたいと思い、分解することを決意しました。
分解したところ、CTL1616というバッテリーが搭載されていることが判明しました。これが故障していた原因でした。CTL1616は多くのソーラー電波腕時計で使用されているバッテリーで、幸運なことに交換が可能でした。
交換できることが分かったのでネットで検索すると全く同じ時計の電池交換をされている方がいました。詳細はこちらのページを参考にしてください。
交換用の電池はAmazonで購入しました。
CTL1616バッテリーの交換方法
時計の分解: 時計の裏蓋を取り外すために、小さなドライバーを使用します。注意深く作業し、部品を紛失しないようにしましょう。
バッテリーの取り外し: バッテリー周りにあるクリップを外し、バッテリーを慎重に取り外します。
新しいバッテリーの取り付け: 新しいCTL1616バッテリーを同じ位置に取り付けます。バッテリーに触れる際は、静電気から守るために静電気除去の措置を取ることをお勧めします。
電池交換後の2秒間ショート:ACボタン(All Clear ボタン)と機械の(-)と書かれた箇所を接触させます。
プロの記事の方が分かりやすいのでこちらを参照してください。
裏蓋の取り付け: 新しいバッテリーを取り付けたら、時計の裏蓋を再度取り付けます。
充電と設定: 時計が正確に動作することを確認したら、太陽光や明るい照明の下でしばらく充電しましょう。また、時刻と日付を正確に設定し、電波受信を行ってもよいです。
これで、20年前に手に入れたBABY-Gは新たな命を吹き込まれ、再び正確に動作します。電池交換は比較的簡単に行える作業で、時計を長く愛用するために非常に有用なスキルです。ぜひ、自分の時計にもこの方法を試してみてください。
(了)
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