親が死ぬということ1 第一報

新年早々重たい話を書くことにしました。

これから公開する記事は、過去公開せずに書き留めたものを掲載します。

一度に掲載すると文章が長く読みづらいと思われるので、今後数回に分けて公開していきます。

この様な重たい話をどの時期に後悔するのがベストなのか少々悩みましたが、時期としてはこの今のタイミングがいいと思い掲載に踏み切りました。

この連載が続いている間、父には何事もないことを祈るばかりです。

昨年のゴールデンウィーク、弟から携帯に電話があった。

「お父さんが癌のようだ」

詳しく話を聞きたかったが、詳しい情報はまだ聞いていなくゴールデンウィーク明けに再検査するということだけは分かった。癌といえば、治らない病気と思っているため、心中「やばいなやばいなやばいなやばいなやばいな」言葉で溢れかえった。すごく不安で一度顔を見ないと心落ち着かないと思い、一旦実家帰ろうと思い新幹線の座席予約のためサイバーステーションを開いた。が、ゴールデンウィークどの時間帯も予約で満席となっていた。さて私一人で帰るか・・・いや、この時点で私が慌てふためいても父を心配させるだけだ。ふむ、どうしたものか?

ひとまずは状況を確認するために、父親に電話をかけ声を聞くことにした。電話に出た父の声はいつもの変わらぬ声の感じで、声を聞く限りでは癌であることすらわからない。そう言えば3月に出張で帰って顔を合わせた時は、そんなこと全然分からなかった。電話での結論としては、ゴールデンウイーク明けに再検査をするのでその結果を待ってからと言われた。