松戸宿坂川
いつものことながら、早朝に目が覚めてしまいました。遠足前の子供のようなワクワク感に突き動かされ、予定よりも早く家を出発。

松戸駅に降り立つと、駅舎が改修中だった。
朝食がまだだったので、駅でパンとプロテインを補給。歩きながらパンを齧っているうちに、食べ終わる間もなく「春雨橋親水広場」に到着しました。
この日の坂川は、メジロよりもヒヨドリの勢力が強め。特に大きなドラマもなく、さらりと松戸駅へ引き返します。

小岩1丁目。市川橋のたもと
松戸の次にどこへ行こうかGrokに尋ねたところ、お勧めされたのがここ。

ネットで見かけた「あの光景」が広がっていましたが、想像していたよりは桜の木が少なめかな、という印象です。
ここで少し残念な光景に出くわしました。練習帰りらしき野球少女たちが「桜かわいい!」と木に寄り添い、花をちぎって髪飾りにし始めたのです。まあ、子供のすることだし……と静観していましたが、驚いたのはその後。
追いかけてきた保護者の方が、その姿を見て一言。
「かわいいね!」
……いやいや、そこは「ダメだよ」と教える場面では。注意ひとつない光景に、撮影のテンションも少しばかり下がってしまいました。
市川南の江戸川土手
気を取り直して、昨年も訪れた市川南の土手へ。ここは河津桜とスカイツリーをセットで収められる人気スポットです。

前回は平日だったので静かでしたが、休日のこの日はカメラマンを同伴した家族連れで大賑わい。隙間を縫っての撮影はなかなか難易度が高く、さらにテンションが削られます……。
次なる目的地としてGrokは「妙典河川敷緑地」を推してきましたが、足の痛みもピーク。悩んだ末、総武線と東西線を乗り継いで行徳駅へ向かうことにしました。

妙典河川敷緑地

途中、電車の窓から妙典の桜が見えましたが、まだ木が若いのか小ぶりな様子。ハローサイクリングのステーションも遠かったので、スキップしたのは正解だったかもしれません。
あいねすと
行徳駅から、野鳥観察舎「あいねすと」を経由して市川塩浜駅へ抜けるルートを選びました。1時間以上の徒歩移動にバテるのを覚悟していましたが、結果的にこれが大正解。菜の花と河津桜のコントラストが美しいエリアは、実は市川塩浜駅に近い方にあったのですね。

さて、今回の旅のハイライト(?)は、「あいねすと」での休憩後に訪れました。
建屋を出る際、入り口にいた係の方に「ありがとうございました!」と威勢よく挨拶をし、いざドアを開けようとしたのですが……開きません。
引くのか?押すのか?それともスライド?
数秒の葛藤の末、気づきました。ドアは、最初から全開だったのです。
あまりにガラス(というか空間)がクリアすぎて、閉まっていると思い込んでいました。恥ずかしさに直面すると、人間、言葉数が増えるものです。私は係の人に向かって、
「……ドアがきれいですね!」
と、謎の称賛を贈ってしまいました。係の方は「ほめていただきありがとうございます」と返してくれましたが、おそらく私の目は、疲れのピークで何も見えていなかったのでしょう。
足は痛いし、恥ずかしいし。
でも、そんなボロボロな状態も含めて、春の訪れを感じる一日となりました。

(了)

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