新幹線で「乗車券拝見」と言われた話

2017年8月19日

車掌が検札にやってきた

先日お盆に新幹線で帰省した時の話です。

私と嫁と中学生の息子の3人でした。
電源を確保するのにABC|DEのうち、電源に近いのはA席とE席なので座席が2つの方をDE、Eをエクスプレス予約にて確保していました。

新幹線に乗り込みお盆ということで東京駅を新横浜駅で座席はほぼ人で埋まった状態となりました。
そしてしばらくして車掌さんが私のところにやってきて、乗車券の提示を求められました。

車内での検札は昨年からなくなったと聞いていました。
出張では新幹線をしばしば使っています。
検札には来ないので、車掌が来るまでは待っておこうなんて要らない気を使う必要がなくなりました。

家族に学割乗車券含む

それなのになんで?やってきたの?と疑問が湧き出ました。

車掌が次に言葉を発したのが「学生証の提示」

そこで分かりました。
中学生の息子が学割の乗車券を持っていたからです。

そこで後ろの席に座っていた息子に「生徒手帳」を持ってきているかというと「忘れた」と言います。
上の子が数度学割で乗っていた際に一度も学生証の提示を求められたことはありませんでした。
一番最初は「しつこく学生証忘れんように持ってけよ」と言いましたが、今回は過去の経緯からしつこく言わずに1、2度「生徒手帳」持っていけよと言っただけでした。

車掌に「どうやら持ってくるの忘れたようで、申し訳ない」と言いました。

すると「学生証は家に帰ったらあるんですよね」と聞かれました。
念のため息子に確認すると「家にはある」と答え伝えました。

差額の支払い

車掌は「それでしたら一度差額を支払っていただき・・・」

要は一度車内で普通料金との差額を支払い、降車後学生証を持って窓口に行き払い戻すとのことでした。

近くに有人のJR窓口があればいいのですが、最寄りのJR駅まで交通機関で行くとかなりの出費になり、頭の中「面倒くさい」という言葉で一杯になりました。
学割は2割引きなので、長距離を乗車すると金額が大きくなります。

せっかくブログのネタになる話ができたので、ここで何か一つくらい質問してより多くの情報を書きたいと思いました。

保険証ではダメ

中学生といえば義務教育、義務教育なので必ず中学校に通っている。
となれば年齢を証明できるものがあれば、いいのではないかと思い車掌に尋ねました。

「中学生なんで健康保険証じゃダメ?」と尋ねてみました。

「規定で学生証と決まっているので、無理です」と一蹴されました。

学割証の裏の注意事項とJR東海の「きっぷのルール」には書かれていますが、規定のどこに書かれているかは見つけることができませんでした。

そう言われるとこちらとしても何も言えません。
一言で終わってしまったので、他に何かないかと質問を考えていると・・・

車掌から「次回からは忘れないようにしてください」と言われてその場は終わりました。

もうひとつ質問があったのですがタイミングを逃してしまいました。
差額を払っ後で払い戻しがあるということは、あとで学割証を発行し学生証と乗車券を持っていけば払い戻しができるのか、と。


検札に来た理由

さてなんで私のところに検札にやってきたのかを考えてみました。
改札を通る時に意識せずに乗車券と新幹線特急券をセットで各自に渡していました。
今回改札を通った時の組み合わせを見ると、私の座っている席が学割乗車券でした。
なるほど、おっさんが学割乗車券で着座していたのでやってきたんだと確信しました。

次になんで乗車券の種類がわかったのかというと、改札を通過時の情報が車掌の端末にやってきているんだと思いました。

情報としてはJR東海のサイトに「車内改札の変更について」というお知らせがありました。
改札を通過した情報が車掌の端末に送信されています。

この中に「※これまで通り改札させて頂くお客様」項目があり

  • 自由席をご利用のお客様
  • きっぷと異なる席をご利用のお客様
  • 各種割引きっぷをお持ちのお客様

と書かれています。
各種割引切符だと車掌が必ずやってきそうです。

行きで引っかかったので帰りも車掌がやってきて不毛な話を聞かないといけないと思うと気が重いです。

行きの状態、「学割乗車券の席におっさんが座っていた」を改善した場合、要は息子が着座する新幹線特急券と学割乗車券を組み合わせる、とどうなるのかという疑問が湧いてきました。

正しい組み合わせ

帰りは息子が座る席の指定席と学割乗車券を組み合わせ息子に渡しました。

さてどこで車掌が通過するかワクワクしながら待っていました。
行きの時の最後のひとつの質問も聞いてみたい。
30分ほどして後ろから車掌が通過していきました。
となるとこっちに来る時か?と思い待ち構えていました。
1時間して、広島を出発したのでいよいよ来るか?と待ち構えましたが、目の前を車掌が通過するものの気がつけば岡山。
じゃぁ次か、次か、止まっていると、新大阪、京都と過ぎていきました。
じゃあ、名古屋かと思い・・・そうこうしていると終点東京に到着しました。

学割の乗車券と組み合わさった指定席券にそれらしき人が座っていれば検札はパスしていく可能性が高い
ということが分かりました。

次回帰省の時は「生徒手帳」を持たせ、再現テストを実施したいと考えています。

車内改札仮説検証

お盆帰省の時の疑問「指定席券と割引乗車券の正しい組み合わせ」だと車内改札がないのでは?の仮説を検証するため、正月の帰省では「正しい組み合わせ」で改札を通過し、指定券通りの組み合わせで着座しました。

その結果・・・

「割引乗車券をお持ちの方に乗車券の確認をしています」と車掌さんがやってきました。
今回は息子に生徒手帳を持たせていたので、問題なく乗車券拝見が終わりました。

帰りはミックスして着座しましたが、検札にはやって来ませんでした。

車内改札に来る時は新幹線車内が激混みの時にしか来ないのかと思いましたが、よくよく考えれば東海道新幹線は検札に来るが山陽新幹線は検札来ていないのが事実です。

色々調べると車掌削減後東海道新幹線では「東京~新横浜間、京都~新大阪間といった列車の始発駅に近い区間などで、利用状況に応じて柔軟に乗務員が配置されます。」と書かれている記事があったので、東海道新幹線では車掌に余力はあるけれも、山陽新幹線では余力がないのかもしれないと思いました。
となると、この前の台車亀裂の引き継ぎミスは車掌削減後の影響を受けているのかなとも思いました。

0: 2017年8月19日 初版
1: 2018年1月2日 車内改札仮定検証