先日、明和グラビアの「断熱カーテンライナー(採光クリアN)2枚セット」を購入しました。寒さが本格的になる前に少しでも暖房効率を上げたくて、レビューも良かったので試してみることにしました。
断熱カーテンは本当に効果がない?試してみたら意外な結果に!
こんにちは!今回は、私が実際に試してみた断熱カーテンの効果について、ブログ記事としてまとめたいと思います。
以前、一軒家に住んでいた頃、窓の断熱対策としてプチプチ(気泡緩衝材)を試したことがありました。しかし、残念ながら全く効果を感じられず、「断熱カーテンなんて効果ないんじゃないか?」と思っていました。当時の家は本当に寒く、冬場は毎週のように灯油を追加していました。足元には小さいホットカーペット、デスクヒーター、ヒーターベストと、防寒対策は万全のつもりだったのですが…。その後、アパートに引っ越してからは、灯油の使用量が激減しました。一冬で18リットル缶を2台で2缶でした。部屋の温度も15℃以上あれば十分だと感じています。
そんな環境の中、「断熱カーテンは本当に効果がないのだろうか?」という疑問が頭から離れませんでした。ネット上では「効果がない」という情報も多く見かけたからです。そこで、半信半疑ながら、断熱ビニールカーテンを購入してみることにしました。
今回購入したのは、明和グラビア MEIWA 断熱カーテンライナー(採光クリアN) 2枚セット クリアーです。
開封から設置まで
商品が届いてすぐに感じたのは、その透明感。思ったよりもしっかりとした素材で、安っぽさはありませんでした。取り付けは簡単で、特別な工具もいりません。付属のフックは使わず、1枚はレースカーテンのカーテンフックに直接簡単に取り付け、もう片方は突っ張り棒にOリングを付けそれに付属のフックをつけました。そうすることで片側はレースのカーテンと断熱カーテンが別々に動くようにしました。
これで窓を開けた時にレースカーテンのみにした時に、断熱カーテンに邪魔されずに風を取り入れることができます。10分ほどでカーテンに装着完了。
隙間からの冷気対策として、断熱カーテンの下側にも突っ張り棒を使って冷気が降りてくるのをふさぎました。
また窓枠周囲には透明の貼って剥がせる強力両面テープで部分的に止める工夫もしました。
使用感
まず驚いたのは、部屋の明るさが全く損なわれないこと。透明なので外の景色もなんとなく見え、採光性が高い点は予想以上でした。
断熱効果についてですが、特に夜の冷気が窓から入ってくる感じが減った気がします。部屋全体がなんとなく暖かさを保っている印象を受けました。12月に入るまでファンヒーターを使わずに過ごせたのは驚きでした。朝の寒い時は30分ほどファンヒーターで部屋を暖め、その後は足元ヒーターだけで室温をキープできました。日中は冷気が入ってくるというよりも太陽光で暖められた室温が外に逃げて行かないことで、快適に過ごせています。逆を言うと太陽光のない日中、雨の日や曇りの日は室内が15℃以上あってもひんやりと感じます。
今回の断熱ビニールカーテンの使用を通して分かったことは、断熱ビニールカーテンは部屋を暖めるものではなく、室外へ熱を逃がさないようにするものだということです。一般的には「冷気をシャットアウト」と宣伝文句が書かれていますが、私は室外へ熱を逃がさないという方がしっくりきます。なので室内に熱源がないと効果を感じられないのかもしれません。また、窓枠と断熱カーテンに隙間があると、そこから冷気が入ってくるため、ある程度下の方を塞いだ方が良いです。上手く塞ぐことができれば、窓の結露は減り、逆に断熱カーテンに結露するようになります。
コストパフォーマンス
価格が手頃で、この断熱効果なら十分満足です。暖房費の節約を考えると、むしろ安い買い物だと思います。灯油代の節約効果も期待できます。昨シーズンは2缶購入しましたが、今シーズンは今のところ1缶で済んでいます。もしこのままいけるならば、2千円の削減になります。今回購入した断熱カーテンは4つで4千円でしたので、2年で元が取れます。後半缶購入したとしても、4年で回収できます。さらに、夏も断熱効果があるでしょうから、夏場の電気代も削減できるのではないかと期待しています。
総評:★★★
「断熱カーテンライナー(採光クリアN)」は、これからの寒い季節に大活躍してくれそうです。断熱効果はもちろん、部屋の明るさをキープできる点が最大の魅力。ちょっとした工夫で暖房効率を上げたい方にぜひ試していただきたい商品です。環境によっては、想像以上の効果を発揮してくれることが分かりました。
今回の記事が、少しでも皆様の参考になれば幸いです。
コメント