アパートで灯油の置き場所に悩む
冬の味方、それは石油ファンヒーター
戸建てからアパートに引っ越してきました。私は転勤族として数々の住まいを経験してきました。住まいの実態に合わせて、移動や設置、管理がしやすい暖房器具を選ぶことが求められます。
冬場の暖房には、エアコン、電気ストーブ、セラミックファンヒーターなどさまざまな選択肢がありますが、それぞれにはメリットとデメリットが存在します。例えば、エアコンは部屋全体を暖めるのには時間がかかりますが、電気ストーブやセラミックファンヒーターを併用すると電気代がかさんでしまいます。
そこで私は長らく石油ファンヒーターを愛用しています。石油ファンヒーターは迅速に部屋全体を暖めることができ、かつ諸費用も比較的お得です。
もちろん、石油ファンヒーターにもデメリットは存在します。例えば、灯油を買いに行かなければならない、灯油を補充しないといけない、そして臭いといった課題です。
しかし、これらのデメリットを考慮しても、私は石油ファンヒーターのメリットが大きいと感じています。迅速に部屋を温めることができ、経済的な点でも優れているため、冬場の頼れるパートナーと言えるでしょう。
ただし、最近は灯油を買いに行くことや、灯油缶を持ち上げることが辛く感じられるようになりました。この悩みは、高齢者や体力に自信のない方々にも共通する課題かもしれません。冬に備えて、新しい解決策や工夫を考えていくことが重要です。暖房器具の選択は生活に直結する大切なポイントであり、これからも様々な試行錯誤が続きそうです。
灯油缶の置き場に困る
戸建てとアパート、住まいによっては生活環境が異なり、灯油缶の置き場所にも悩みが生まれます。以前は戸建てで、玄関先や裏庭に灯油缶を置いていました。アパートに住んでいた際は、北側のベランダにスチール製の倉庫を設け、灯油缶を保管していました。
戸建ての場合、玄関先や裏庭といった広いスペースがあり、灯油缶の設置には比較的余裕があります。しかし、アパートではスペースが制約されることがよくあり、置き場所に悩むことが増えます。
今回のアパートにおいて、南側にベランダがあるものの、直射日光が当たる場所に灯油缶を置くのは危険です。引火性が高い灯油は日光や熱によって劣化し、一酸化炭素の発生など危険が伴います。安全な設置場所を検討する必要があります。
以前の戸建て生活から持ってきたスチール倉庫は、アパートでも有効に活用できると考え、廊下のどん詰まりに設置しました。
奥さんは灯油の匂いにはあまり気にならないようですが、私は鼻がおかしく臭いに敏感なため、微妙な匂いが気になります。感受性の違いが現れる中で、安全性や快適さを保ちながら生活するためには、両者の意見を尊重しながら調和を図ることが大切です。
アパート生活での灯油缶の置き場所に関する悩みは尽きませんが、家庭の安全と快適な生活を重視して、柔軟かつ効果的な対策を検討していくことが求められます。
収納ボックス
玄関に収納スペースはありますが、灯油缶が2缶入る収納ボックスを置くと、玄関が狭くなってしまいます。
そこで、使用途中の灯油缶だけでも密閉式のボックスに隔離できないかと模索しました。ホームセンターで探してみたところ、ホームセンターには適度なサイズのものが見つかりませんでした。ネットで検索しているとアイリスオーヤマの「ポリタンクBOX AB-360」を見つけました。
この商品は、灯油缶1缶がぴったり入るサイズで、フタが密閉式になっているため、灯油の匂い漏れを防ぐことができます。
この商品を玄関の収納スペースに置くことにしました。使用途中の灯油缶をこのボックスに入れることで、玄関がスッキリし、灯油の匂いも気にならなくなりました。
アパートに住んでいて、灯油缶の置き場所に困っている方は、ぜひ「ポリタンクBOX AB-360」を検討してみてはいかがでしょうか。
ポリタンクBOX AB-360 クリア/グレー アイリスオーヤマ 灯油タンク
Amazonでは売り切れだったので、楽天市場で購入しました。
廊下の端っこに置きました。コロコロがついているので使用する際や掃除の際には移動でき便利です。
難点を上げるならば、無駄に高さがあることです。こう少し低くても良かったかなと思います。
灯油ポンプ
使い勝手の良い収納方法を模索する中で、次なる課題が現れました。それは、灯油ポンプに関するものです。
灯油をポリタンクからストーブの灯油缶に移し替えた後、問題が浮上しました。灯油でポンプが濡れてしまうと、そのまま放置すると蒸発して灯油臭くなることがあります。この問題に対処するために、灯油をポンプを抜き取らず、密閉できるアイテムを探し始めました。その結果、非常に便利な灯油ポンプを見つけたのです。
この灯油ポンプは、灯油缶に直接取り付けることができるため、ポンプを灯油缶につけたまま、密閉できるボックスの中に入れておくことができます。これにより、ポンプが濡れたままの問題から解放され、灯油の臭いの心配も軽減されます。
使い勝手の向上だけでなく、安全性も考慮されたこの灯油ポンプは、冷えた季節に欠かせない灯油ファンヒーターの利便性を一層高めてくれます。灯油の移し替えや収納にお悩みの方にとって、このアイテムは心強い味方となることでしょう。
灯油を入れる場所
そこで、考えたのが、お風呂場でした。お風呂場は、室内でありながら、換気が良く、灯油をこぼしても、床が濡れることで発火するリスクを減らすことができます。
そこで、お風呂場の洗い場を、灯油を入れる場所として決めました。洗い場は、水が溜まりやすい場所ですが、灯油が漏れても、水で薄められるため、発火のリスクは低くなります。
また、洗い場の周りに、可燃物や火気のあるものを置かないように注意しました。
この方法で、灯油を安全に入れることができ、安心して灯油ストーブを使用することができています。
アパートで灯油ストーブを使用している場合、灯油を入れる場所は、悩ましいところです。
室内で入れると、灯油の匂いが気になるし、こぼすと大変なことになります。また、ベランダやバルコニーに置くと、雨や風で濡れる恐れがあります。
そこで、お風呂場を灯油を入れる場所として検討してみてはいかがでしょうか。
お風呂場は、室内でありながら、換気が良く、灯油をこぼしても、床が濡れることで発火するリスクを減らすことができます。
ただし、洗い場周りに、可燃物や火気のあるものを置かないように注意してください。
ファンヒータの移動
寒い季節が訪れ、暖房器具が活躍する季節。中でも、移動しながら使えるファンヒーターは便利な存在です。そこで、私が実践しているのは、ファンヒーターにコロコロを付けて移動できるようにすることです。
ファンヒーターは、その場その場で暖房したい場所に運んで使うことができるのが大きな特長です。しかし、ファンヒーター自体が重いことや、足元にコードが絡まることがあるなど、使い勝手に課題があります。
そこで私が試してみたのが、ファンヒーターにコロコロを付けること。コロコロは、家庭用品としてお馴染みのアイテムで、軽くて滑りやすい特性があります。これをファンヒーターの底面に取り付けることで、スムーズな移動が可能になります。
机周りの暖房
家にいる時にはパソコンでの作業が多いため机に向かっていることが多いです。しかし、寒さが身に染みる季節において、快適な作業環境を整えることは欠かせません。私の場合、足元が特に寒いため、様々な暖房機器を駆使して、心地よい温かさを保っています。
まず、足元には小さなホットカーペットと足元デスクパネルヒーターを常備しています。これらの機器は、寒冷な冬の日に床から冷気を遮断し、足元を温めてくれます。机に向かって長時間座っている際、特にこれらの暖房機器は欠かせません。
更に寒さが厳しくなり、ファンヒーターを使うことが増えると、こたつホースが活躍します。このホースを使用して、ファンヒーターの熱を足元に送り込みます。こうすることで、足元からじんわりとした温かさが広がり、寒さを感じることなく作業に没頭できます。
部屋全体を温めるためには、やはりファンヒーターが頼りになります。部屋全体がぽかぽかと温まりますが、室温は15℃から18℃程度に保たれています。これは仕事には最適な温度であり、快適な作業環境を提供してくれます。
冷え切った冬の日でも、足元を重点的に温めることで、心地よい暖かさを保つことができます。寒さに負けず、快適な仕事環境を整えることで、冬も充実した日々を送ることができます。暖房機器を上手に活用して、冷え冷えの季節も快適に過ごしましょう。
(了)