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親が死ぬということ4 父のお怒り

今回の癌の前に、糖尿病と高血圧を患って大手の病院に通院していた。父がお怒りなのが、今まで散々血液検査をしておきながら癌が分からないとは何事だ!。ただこれまでの血液検査の内容で癌が発見されることは分からないということは理解しているようだった。そもそも異変の感じたのは首に変なデキモノができたのが事の発端だったようだ。ただ癌にたどり着くまでに時間がかかったということだった。一番知りたいのは手術で完治できるかということで聞いてみると手の施しようのない状態で、抗癌剤での治療しか選択がないということだ。

血の気が引いた。

手術で何とかなるもんならそうして欲しい。肝臓が癌で埋め尽くされて切り取るにも切り取れないということなんだろうか?肝臓癌関連のブログを見ていると、手術して回復している人の話が書いている。非常に羨ましい。なぜこうなったのか非常に悔しい思いになる。

その後1ヶ月おきに検査の結果を聞きに父の元に向かった。病状は平行線のまま良くもなく悪くもなく、そういう状態が続いた。

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