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【レビュー】体重体組成計|タニタBC-754WH

購入動機

体重計はタニタのBC-521を10年以上使ってきました。
特に故障した訳でもないのですが、奥さんが「そろそろ買い換えない?」というので、「そうだな」と思いネットで価格を調べてみるとBC-521を買った時よりも便利なものが安く販売されていたため、買い換えることにしました。

機種選定

BC-521の機能として、体重、体脂肪率、内臓脂肪、基礎代謝、筋肉、骨量が量れ、またボタン4つついており4人まで登録できます。
内臓脂肪、基礎代謝、筋肉、骨量が量れますが、体重と体脂肪を見るくらいで使うことがありませんでした。

アマゾンで見ていると、測定結果がスマホに転送できるものがありましたが、国内有名メーカは高くて手が出ませんでした。
中華製品が安いので買おうかとも思いましたが、現在のタニタがトラブルなく使えているのでスマホ転送機能は諦めて、価格が安く体重、体脂肪率、内臓脂肪が量れるBC-754をチョイスしました。

一番のポイントは「乗るピタ機能」です。
BC-521では測定する人の番号ボタンを押して電源を入れて体重計に乗っていましたが、「乗るピタ機能」がついており、電源を入れずに体重計に乗れます。
「乗るピタ機能」は「登録者の中から誰が測っているのかを体組成計が自動で見分け、測定結果を表示する」という機能です。

レビュー

本体は軽くておもちゃぽい感じです。
それでもしっかりと体重体脂肪を量ってくれます。

電池があらかじめセットされていました。

説明書を見ながら初期設定を行いました。
特に分かりにくいところはありませんでした。

電源を入れずに乗れるので手間が省けて便利だと思いました。

従来持っていたBC-521と測定結果を比較しました。
今回買ったBC-754の方が0.2kg軽い結果となりました。
体脂肪も多少の誤差はでていましたが、精度範囲内です。
大きな誤差ではなく精度範囲内なので、日々の推移を見るので特に問題はありません。

見たい測定値は体重と体脂肪なのですが、体重やBMI、内臓脂肪も合わせて自動で切り替えて表示されます。
体重や体脂肪を見逃すと表示されるまで待たなくてはいけません。

突然1kg体重が増える

購入翌日体重計に乗ると1kg増えていました。
これまでの人生の中で1日で1kgも増えたことがないのでびっくりしました。
電源を切り再度測定すると、1kg体重が減り前日と変わらない値が表示されました。

その翌日も同様に1kg増えていました。
電源を切り再度測定すると、1kg体重が減り前日と変わらない値が表示されました。

奥さんに聞くと「前より体重が重たくなっている」と言います。

おかしいので、テスト的に電源を入れずに乗り、電源が入った瞬間降りると「1.0kg」と表示されています。
なんと、体重計の上になんらしかの1kgが乗っているわけです。

電源が切れ再度乗ると正確な値が表示されます。

どうやら電源を入れずに体重計に乗ると1kg増量された値が表示されることが判明しました。

中華製品は星1,2を読んで購入可否を検討するのですが、今回はタニタブランドを信用していたのアマゾンのレビューの星5を斜め読みしただけでした。

再度アマゾンの星1,2を読むと、同じような現象を書かれている方が多数いました。
またちょっと値段の高いBC-705Nのレビューにも同じ現象が書かれていました。

ここで「しまった!」と思いました。
正直言って使えないものを買ってしまったっと後悔しました。
何に後悔したのかと言うと、タニタブランドを信頼して購入した自分に後悔しました。

ボタン操作をしなくて良いと思って買ったのに、何らかの手順を踏まないと体重測定ができないなんて!

不良品なのか?仕様なのかを確認するため「タニタ」のサポートに問い合わせました。

タニタの回答

結果から書きますと「製品仕様」と解釈しました。

自動認識機能が搭載されている関係上、体組成計の「ゼロ点調整」を定期的におこなっている。

体組成計を立てかけて保管されていたり、測定前に体組成計を移動してから測定されたりしている場合は
その状態で「ゼロ点調整」されているので、「お客様の体重+重量センサーに掛かっていない体重計の重さ」が表示される。
立てかけて保管される場合や 測定前に体組成計を移動してから測定されたりしている場合は毎回、はかる前に手動で「ゼロ点調整」を行っていただく必要がある。

公式サイトにもQAが掲載されていました。
測定した体重に誤差があるようですが?
えっ!立てかけて保管しちゃぁだめなの!?
いちいち「ゼロ点調整」しなきゃだめなの?
売り文句をそのまま受け止めて買ったのに面倒くさい!
BC-521のようなボタン式の方が断然使い勝手がよい!

そう、脱衣所は狭いので隙間に立てかけて保管しています。
体重計をそのままベタで置ける脱衣所環境なんて、日本の住宅環境でそれほど多くはないでしょう。

初めて体重計を買った人は何も知らずに増量された体重が真の値と思っているのではないでしょうか?

それなら商品の説明文にそれくらいの注意書きを書いて欲しいです。
商品の説明文のところに、立てかけ保管の注意事項で書かれていれば、私の中ではタニタブランドの信頼度はここまで落ちていなかったと思います。

誤差対策

風呂から上がった時に体重を量りますので、風呂に入る前にベタ置きしておきます。
そして風呂から上がって体重計に乗ると正確と思われる値が表示されました。
なので縦置きする場合、手動でゼロ点調整をするか、もしくかベタ置きししばらくして測定するかのどちらかになります。

便利な機能なのに不便な体重計になってしまったのは残念です。

評価:★★★

立てかけ保管を行う予定のある方は「自動認識機能」搭載している機種をご希望の方はデメリットがあることを理解した上でご購入ください。
体重や体脂肪は測定でき、また安価に購入できたので★3としました。

BC-314 WHBC-331 WHが立てかけ保管対応している機種ということを後で知りました。

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