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【レビュー】RICOH GXR+P10(Panasonic DMC-LX3と比較)

2010年6月5日

注文

GXRが発表されてから、非常に興味を持っていました。
しかしながら、デジタル一眼レフが買えるほどの金額がしました。
それから、同時発売されたレンズがあまり魅力的ではなかったため、購入には至りませんでした。
GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO」(以下A12)
RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」(以下S10)
A12の評判が悪くて、オートフォーカスが遅いだの色々と欠点ばかりが目につきました。
RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」(以下P10ユニット)が発表された時のセットの予想実売価格が5万。
実際ネットを見ていると、45000円あたりとなっています。
このレンズと同等なコンデジが、CX3。
CX3は、型落ちして買おうかなぁっと思っていた機種です。
現在、3万円を切る価格。
最終的には2万円くらいになると思うので、今は別に買わない。
いろいろと考えたら、P10のセットって安いような気がしてきました。
しかし、買ってもレンズユニットが高いので恐らく他のレンズは買わないと思います。
ということは、CX3が安くなって買えばいい・・・
って、発表されてから悩み続けてきました。
先日、発売日が決定され6/4っとなりました。
久々にモヤモヤが続く物欲です。
精神的に悪い。
当分、カメラ買っていないし、たまには発売日に買ってもいいかぁ。
っと、勝手な言い訳を作りました。
キヤノンのPowerShot S5以来の発売日購入となりました。
楽天市場のデジカメオンラインで購入しました。

ASCIIの記事で、実写がありました。
GXRに裏面照射CMOSを! レンズユニット 「P10」の実力
今のところ、ショックを受ける記事ではありませんでした。
ものすごく期待ができます。
・・・大概裏切られて、キズが大きくなることが多々ですが。
手元に届くのが楽しみです。
[2010年6月2日]

到着

先日注文しました「RICOH GXR P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT GXR+P10KIT」が、発売日の今日到着しました。

GXR + P10を買った理由の一つとして、現在メインで使っているPanasonic DMC-LX3の置換えが出来ればいいかなっと。
LX3の後継機種を待っていましたが、なかなか出る様子がありませんし、今よりも高倍率になるとも限らない。
個性的なデジカメを探していたら、GXR+P10に出会いました。
今のところ、実写が出来ていないので何とも言えません。
長ったらしい前置きとなりましたが、手始めにLX3とのサイズ比較からいきます。
LX3を入れているケースに入れば、ケースを買わなくていいので、これは死活問題?です。

LX3大きさ比較



さて、サイズの方ですが、微妙にデカイです。
厚みが結構きています。
恐る恐るダイソーで買った200円のケースに入れてみました。
スンナリとは入りませんが、キチキチで入りました。
このサイズなら許容範囲です。

バッテリーの充電が終わりましたので、早速電源を入れました。
いわれている通り、液晶はきれいですね。
早速撮影しようと、娘にモデルになってもらおうとカメラを向けましたが、こちらを向いてくれません。
それにしても、画角が狭いなぁっと感じました。
LX3の広角側は24mm、P10は28mm。
何となくは分かっていましたが、4mmの差でここまで違うとは思っていませんでした。
特に室内では、圧倒的にLX3の方が使い易いですね。
それから、いつも思うのですが、リコーのカメラは使い始めが使いにくい。
直感的に使いにくいっというのが感想です。
慣れるとそうでもないのですが・・・
その点では、パナソニックが優秀ですね。
実写については、明日撮影に出かけて撮影しブログ掲載予定です。
話は変わって、GXR + P10と同時期に発売されたカメラでソニーのNEX-5/3があります。
レビューもそこそこ出まわっており、読んでいるとすごく興味が惹かれます。
でもまだまだ発展途上のカメラなので、まだまだ面白くなると思いますので当面様子見かなぁ。
[2010年6月4日]

DMC-LX3画像比較

RICOH GXR+P10とPanasonic DMC-LX3の画像比較です。
気ままに撮影したため、撮影条件は合っていません。
いつも通りの撮影をして、どういう差が出てくるかを確認しました。
ついでに、デジタル一眼のPENTAX K200D + TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR Di II Model A14での撮影を行いました。

広角での風景撮影


RICOH GXR+P10 広角側


Panasonic DMC-LX3 広角風景


PENTAX K200D + TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR Di II Model A14

PENTAX K200D + TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR Di II Model A14はいつもですが、露出オーバーになります。
小さいサイズだと分からないのですが、大きくしてみるとRICOH GXR+P10が少しノイジーですし、少し締りがありません。
これは、いつものことながらリコーの特色です。
どれが好きかといえばLX3です。

広角マクロ撮影


RICOH GXR+P10 広角マクロ


Panasonic DMC-LX3 広角マクロ

あまり気を使わなかったのできっちりとよることが出来ていません。
絞りが合っていないので何とも言えないのですが、GXRもバックがボケていい感じです。
豆粒センサーなので、ボケが悪いかと思っていましたが、そんなことないので安心しました。
色合いは、GXRの方が自然な感じとなっています。

望遠マクロ


RICOH GXR+P10 望遠マクロ

LX3を使ってもどかしかったのが望遠マクロです。
RICOH GXR+P10では、望遠側で27cmまで寄れるので、思った以上の撮影ができました。
作品撮影用にも使えそうです。


RICOH GXR+P10

RICOH GXR+P10の露出が少しプラス側のような気がします。
これまで使用してきたコンデジのほとんどがプラス側だったので特に気にはなりません。
マイナス補正すればいいのですから。

ただし、Panasonic DMC-LX3の露出はスバラシイと思います。
ほとんど補正なしに撮影出来ていましたから。
次回は、HDRと望遠側の比較を掲載します。
[2010年6月5日]

HDRと望遠側

まずは、HDR補正です。
LX3は、暗部補正です。

始めはHDRオートで撮影しましたが、よろしくありません。
そんで、HDR強にしたのですが、それでもこんなもん。
LX3の暗部補正は、神社等を撮影する時に、かなり役立っていました。
HDRなので、LX3並になるのかなっと期待していましたが、大外れでした。
そこで、露出をプラス補正し、HDR強ハイライト優先で撮影しました。

それでも、中は見えても空は飛んじゃうのね。
設定をイジッテ、LX3並にならないかしら。
こうやって、設定を変えて撮影するのがGXシリーズの醍醐味なんですがね。
でも、コンデジは、さっと取り出して、さっと撮影したいものです。
そういう意味で、マイセッティングが3つあるのでしょう。

望遠側

LX3は望遠側60mmなので比較になりません。
そこでPENTAX K200D + TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR Di II Model A14との比較です。

RICOH GXR+P10の望遠側は甘いです。
手ぶれしているのか、ピントが合っていないのか分かりませんが甘い。
ただし、望遠マクロはいい具合にピントが合っているので問題ないと思います。

PENTAX K200D + TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR Di II Model A14は、これといって良いレンズではありませんので、小さいサイズだとあまり差がないように見えます。
大きいサイズで見ると、なんとなく差がわかります。

HDRはかなりガッカリでした。
設定を追求して、それなりの設定が見つかればいいのですが。
LX3でよく使っていたシーンモードは、サンドブラスト。
白黒ですが、暗いところでヤケクソで使っているシーンモードです。
これと同じような画になる設定も見つけなければいけないなぁ。
[2010年6月7日]

色合い

Panasonic DMC-LX3を使っていて一番問題だったのが色合いです。
ドギツイんです。
で、RICOH GXR+P10を買う時に気にしていたのでが、色合いが薄いんです。
過去、Caplio GX8、Caplio R6を使ったことがあるのですが、あまりにも色合いが正直過ぎて薄いんです。
記憶色って、少しビビット気味になるから、パナソニックとかキヤノンがキレイに見えると思っています。
素直って、正直損かもしれません。
それから、リコー独特のノイズ残し。
他のメーカーはうまく潰して来ますが、リコーはノイズを残してきます。
プリントすると分かるのですが、LX3は油絵のような写真になりますが、Caplio GX8やCaplio R6写真らしい写真になります。
で、何が言いたいかと言うと、LX3の色合いがキツイので、リコーを買ったが、やっぱり色が薄くて問題が残るのではないかということです。
とりあえず、色合いを見てみましょう。

RICOH GXR+P10 広角側

Panasonic DMC-LX3 広角側
どちらが好きですか?
の世界になります。
おそらく記憶している色としてはLX3の方が近いです。
鮮やかに見えます。
でも、正直RICOH GXR+P10の方が実際の色に近いです。
緑なんかあんな深緑じゃないです。
とはいえ、LX3の方がキレイに見えるなぁ。
次に赤です。

RICOH GXR+P10

Panasonic DMC-LX3

PENTAX K200D + TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR Di II Model A14

GXR+P10は、少しというかかなり色が薄くオレンジになっています。
LX3の方が実際の色に近いかも知れませんが、少しどぎついです。
K200Dは更にきつい赤になっています。
赤という色はデジカメは苦手なので仕方ないところもありますが、GXRの色はちょっと残念です。
ここまで、レビューを書いてきて、GXRのいいところってマクロしかないの?って感じになってきました。
でも、後悔していませんよ。
一日触ってワクワクするカメラでしたから。

[2010年6月8日]

高感度

600万画素時代から、昨年まで高感度最強?といわれていた「富士フイルム FinePix F30」の画像も交えていきます。
ISO400までは、十分に使用に耐えうるという情報が多々ありますので、ISO800以上のみの画像を掲載しています。
ISO800

P10 ISO800

LX3 ISO800

F30 ISO800

ISO1600

P10 ISO1600

LX3 ISO1600

F30 ISO1600

ISO3200

P10 ISO3200


LX3 ISO3200


F30 ISO3200

小さい画像だと、何とも言えません。
F30では、ISO3200までほとんど変わらないように見えます。
LX3とRICOH GXR+P10は、ISO1600まではそんなに差がないように見えますが、ISO3200になると、LX3ではザラツいて見えますが、RICOH GXR+P10は、べターっと細部が潰れています。
どうやら、ノイズリダクションをマックスにしていたのが原因のようです。
F30のISO1600は使える!っと思っていたのですが、今の時代厳しいレベルになってきました。
そういう意味では、LX3,RICOH GXR+P10共にISO1600は使えるレベルではないっと思いました。
ISO400までで抑えた方が良さそうです。
それにしても、LX3のISO3200ってうまい具合に処理しているなぁっと思いました。
また、F30は自然な感じで撮れており、まだまだ使えそうな気がします。
裏面照射型CMOSってこんなもんかぁっと少し残念な気持ちになりました。

ノイズリダクション有無

P10 ISO3200 ノイズリダクションなし

P10 ISO3200 ノイズリダクションMAX

ノイズリダクションをなしにすると、見た目LX3以上の画が吐けているように思いますが、LX3がいい感じで調整されていると思います。
ノイズリダクションは、マックスがいいとは限らないのですね。
ピントが甘かったのか、少しぼんやりした写真が多かったです。
また、同じような写真ばかりだったので、違った写真で今回はおわりです。
135mmマクロ 1/17sで撮った写真ですが、きっちりと手ぶれ補正が効いています。

RICOH GXR+P10 ISO800 ノイズリダクションなし
F30は、古いカメラですが、今回久々に撮影に使用したのですが、まだまだ良い画を吐いてくれます。
売却を考えていたのですが、まだまだ使えそうです。
次回は、一眼レンズとの対決を掲載します。
[2010年6月10日]

一眼のレンズと比較

あまりにも無謀な比較かも知れませんが、持っているデジタル一眼のレンズとの比較写真です。
私がよく使うレンズは
TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di Model A001
TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 (model272e)
望遠とマクロレンズでの撮影が主です。
このレンズに勝てるはずがありませんが、同じように撮影をしたらどういう写りになるのかを確認しました。

PENTAX K20D + TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di Model A001

A001を使うとこんな感じです。
いい感じでの前ボケ後ボケです。

PENTAX K200D + TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR Di II Model A14
ついでにお気楽レンズのA14です。
なんちゃってマクロ機能がついているので、それなりの撮影ができました。

RICOH GXR+P10
RICOH GXR+P10は、豆粒センサーなので仕方ないですね。
ほとんどボケていません。
もう少し寄って撮影すれば、よかったような感じもしますが、あまり変わらないかも知れません。
色ですが、薄し、コントラストも足りないなぁっと思いました。
設定をイジッテ追い込む必要があるかも知れません。

PENTAX K20D + TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di Model A001

RICOH GXR+P10

次に90mm(35mm換算で135mm)です。

PENTAX K10D + TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 (model272e)


RICOH GXR+P10

これにはびっくりしました。
撮影条件がよかったのか分かりませんが、どっちがどっちの写真か分かりません。
RICOH GXR+P10の方が良く見えます。
ボケを活かすよりも、あまりボケを作らないような撮影をした方が、豆粒センサーを活かせるのでしょう。

RICOH GXR+P10
次回は、総まとめを掲載します。
[2010年6月11日]

【レビュー】RICOH GXR+P10

RICOH GXR+P10が届いてから1週間が経ちました。
ここまで使用した感想をまとめます。

レンズセットと思っていたのですが、レンズキットでした。
キットなので、本体とレンズが同じ箱に入っていました。
これでは後にバラ下取りは出来ません。
本体を箱から出すと、意外と小さいじゃんっと思いましたが、P10をセットしLC2を装着すると、思った以上に大きさを感じます。
同時期に発売されたSONYのNEX3/5と逆です。
NEXは思った以上に小さかったです。
ズームレンズをつけると、予想通りのデカさでしたが
GXRは、LX3と同様にハンドストラップではなく、首からぶら下げるタイプなのでハンドストラップに変更しました。
これまで、LX3に付けていたハンドストラップをGXRに付けて、LX3には別のハンドストラップをつけました。
ケースも、LX3に使用していたものをGXR用にしました。
LX3のケースが無くなったので、立派なのを買ってGXR用にしたいと思います。

レビューは、Panasonic DMC-LX3、FinpixF30、PENTAX K200D + TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR Di II Model A14(以下A14)との比較を交えて書いていきます。

室内撮り F30 > LX3 = A14 > P10
感度を上げていったら、ISO800までは我慢出来ます。
ノイズリダクションがありますが、MAXにすると細部が潰れてしまいますので、ノイズ覚悟でなしか、弱にした方が良さそうです。
ISO1600以上では、好みの問題となりますがLX3の方が好きです。
いずれにしろISO800越えは緊急用ですね。
裏面照射型CMOSセンサっと言う事で高感度に強いと思っていましたが、予想を裏切って悪い成績です。
LX3は開放がF2.0と言うことで、ISO感度がそんなに上がりませんが、P10は1段以上上がります。
A14はAPS-C CCDセンサーなので、レンズの暗さをカバーしISO感度が上がっても許容限度内です
F30は手ぶれ補正がないためISO感度が1600まですぐに上がりシャッター速度を稼ごうとするので、他のカメラよりも被写体ブレが少なく、ISO1600でもノイズが少ないため優位に立っています。
室内で動くものを撮るのにはかなり厳しい結果となりました。
夜景等動かないもので、ISO801以上にしなければ問題ありません。
はやり、室内での撮影は厳しいです。
広角端での手ぶれ補正の効きが悪いのか、室内撮影での手ブレ発生率が高いです。
感度をあまり上げずに、シャッタースピードが遅いのが主原因だと思うのですが。
かと言ってSS稼ぐのに感度は上げられないし・・・
基本に忠実に撮影するしかないですかね。

屋外撮り A14 = LX3 > P10 >F30
ピントを無限に近い状態で撮影するとどうも解像感がありません。
ピントが合っていないのか、手ブレをしているのかわかりません。
望遠端での撮影でもなんとなくピリっときません。
LX3に比べて望遠に強いのですが、どうも吐く画がパリっと来ないので評価を下げています。
F30より上なのは、広角端が28mmとなっているためです。
コンデジ特有と認識しているのですが、露出補正を-1/3から-2/3くらいにしないと白飛びが激しいです。
LX3はそんなことないのですが・・・

色味 A14 = F30 >= P10 >> LX3
リコーらしく、忠実に色を表現していますが、やはりもの足りません。
色の調整が細かく出来るので、自分好みの色になるように調整する必要があります。
LX3は、記憶色に近い(派手目な色)をはくことがありますが、慣れればある程度我慢出来ます。

マクロ撮影 P10 >>>>> LX3 >> F30 >> A14
マクロ機能だけは、どのコンデジにも負けません。
負けたらリコーの意味がなくなります。
広角端で1cmm、望遠側で27cmまで近づけます。
マクロ&望遠アップが大好きな私にはこれ以上のコンデジはありません。
コンデジで撮った画には見えない時があります。
ただ、豆粒センサーなので、ボケは期待できませんが、使い方によってはデジイチ以上のポテンシャルがあります。

操作性とマニュアル機能 P10 >> LX3 > F30
GXRを使いこなすには、マニュアル機能を最大限に使う必要があります。
活かすも殺すもあなた次第のカメラです。
マイセッティングを3つ設定出来るので、自分の撮影スタイルにあった設定を保存しておきます。
始めは操作性に戸惑いますが、慣れてしまえば操作性は非常にいいです。
オールオートで撮影するカメラではないので、できればCX3についているシーンオートモードが欲しかったです。
LX3の時はおまかせiAモードがあったので、何も考えずに撮影が可能でした。
子供に渡すときもおまかせiAモードにしておくと、あまり失敗なく撮影が出来ていました。

DR機能 LX3 >> P10
ダイナミックダブルショット機能がありますが、イマイチのような気がします。
LX3の暗部補正が強力でしたので、そう感じるのかも知れません

動画機能 P10 = LX3 = F30
昔のリコーからは想像できないくらいよくなっています。
今時の標準レベルだと思います。

その他
USB端子が一般的なMini-Bとなっており、PanasonicやペンタックスのUSB端子と違うため、二本のUSBケーブルを切り替えないといけないのでちょっくら面倒しくなりました。
面白かったのが、USBを差すと電源を入れなくてもパソコンと接続されることです。
今までに体験したことのない機能です
ダイヤルロックが、いちいちおしてダイアルを回さないといけないので面倒です。
LX3のようにシーンモードが多彩ではないので、ちょっと遊ぼうと思っても遊べません。
老眼と近眼で液晶が見づらいので、メガネを外して、液晶に近づいて撮影をしています。
ただ、液晶はキレイなのですが、晴天下では見づらいです。
遠景の解像感がないのでRICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VCではどうだろうと興味があります。
GXRで撮ったブログを見ていると、GR LENS A12 50mmが多いですね。
良さそうですが、値段が高くて手が出ません。
それぞれ、3万以下だと全部買ってしまいそうですが・・・
GR LENS A12 28mm F2.5が開発中ということで、興味があるのですが5万以上はするでしょうね。
結局GXRを買ってもレンズが買えないとなると、写りがCX3と同等とするならば、CX3で十分だったような気がします。
コンデジって撮影していても楽しいなぁって感じることが少ないのですが、GXRは少し楽しい気分になります。
LX3で撮影しても、早く帰って写真を確認したいっと言う気にはなりませんが、GXRは早く見てみたいっと思います。
多分、設定を弄りながら撮影しているからだと思います。

総合評価 P10 >= LX3 = A14>= F30
私の撮影スタイルから考えるとP10が最良と思います。
しかし、マクロ機能、望遠、決め細やかなマニュアル機能が不要であれば、LX3の方が遥かに良いと思います。
お花の多い季節のぶらり散歩には、RICOH GXR+P10が良いと思いますが、旅行とか登山とかにはPanasonic DMC-LX3がベストなチョイスだと思います。
旅行に行った時に、望遠が欲しいと言うより、広角や暗部補正が重宝しています。
コンデジで1年以上使ったカメラの一台がLX3ですので、間違いなくオススメ出来るカメラです。
ちなみに手元に残っている期間が一番長いのはF30です。
LX3でも室内撮影は出来るのですが、F30の方が実はキレイに撮れるので未だに手放すことが出来ません。
RICOH GXR+P10は、いいところと悪いところがたくさんあって、どう言ったら分かりませんが、いろいろ設定をイジッたりして凝るカメラだと思います。
ということで、GXRを買って、F30,LX3は売却し、防水デジカメのオリンパスのミュー550だけ手元に残そうと思っていましたが、どうやら餅は餅屋で得意分野で使い分けていく必要があります。
LX3位の大きさで、不満の無いデジカメがでないかしら・・・
[2010年6月13日]

マイクロフォーサーズユニットの噂

リコーのGXRは、レンズユニットが交換できるデジタルカメラです。
レンズユニットとは、レンズと撮影素子が一体となっているものです。
先日、RICOH GXR+P10を買った訳ですが、28-200mmのユニットでは、どうしても広角側と望遠側の解像感に納得いっていません。
そこで、S10ユニット(24-72mm F2.5-4.4 VC)が欲しい処ですが、絶対欲しいというレベルではないので現在放置中です。
今年中には発表されるであろう28mmのユニットの方に興味がいっているのですが、発売される頃には「NEX3/5+E 16mm F2.8」の方が安くなっているのではっという思いもあり、これまた手をだすかどうか少し微妙なところがあります。
GXRを買ったはいいが、交換するレンズユニットを買い足す見通しがたちません。
これでは、CX3を買った方が良かったのでは?状態にあります。
先日興味深い記事を見つけました。
リコーがGXR用のマイクロフォーサーズユニットを準備中?
あくまでも噂なので、信憑性がどうかは分かりません。
これを見て、頭の中で妄想が出てきました。
少し疑問なところがありまして、GXRのコンセプトの中に「ホコリを気にせずレンズを変える。防塵性に優れた高気密システム」っというものがあります。
これだと、このコンセプトが潰されてしまいます。
なので、ありえない話かなぁっと一人思っています。
マイクロフォーサーズのレンズは1本も持っていません。
というか、カメラを持っていません。
よって、仮に発売されたとしても買いません。
ペンタックスのデジタル一眼だけで十分です。
・・・待てよ。
マイクロフォーサーズのユニットが出来るのであれば、ペンタックスのKマウントのユニットも出来るということになるのではないか!
K10D,K10Dの操作性に問題があるというわけではありませんが、GXRの操作性は非常にいいものがあると感じています。
ということは、GXRにペンタックスのレンズを付けることが可能になれば、それは即買いします。
(K7よりかなり安い価格であればですが)
ペンタックスに限らず、キヤノンやニコンなんか出てくると、GXR本体だけは売れるのかも知れません。
カメラって、レンズを売って儲けるところもあるのであまり現実的な話ではありませんが、セカンドカメラとして買う人がいるのではないでしょうか?
特にペンタックスは、単焦点レンズが
DA15mmF4ED AL Limited
DA21mmF3.2AL Limited
DA40mmF2.8 Limited
DA70mmF2.4Limited
などのパンケーキが多いので、コンパクトに持ち歩こことが可能になります。
複数のシステムを使っている人は、ユニットとレンズを変えることで、お気に入りのレンズがGXR本体一台で使用が可能となります。
APS-Cのセンサーだけではなく、ペンタックスのマウントにマイクロフォーサーズのセンサーをつけるとかすると、倍率が2倍となって、70-300mmのレンズが140-600mmとなり、超望遠が可能となります。
色々考えていたら、面白くてたまりません。
まぁ、実際にはいろいろと問題があると思われるので、実現不可能に近いかも知れませんが、もし勝算が少しでもあるならば出して欲しいところです。
[2010年6月21日]

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