【レビュー】はじめてJINSで遠近両用メガネを買った話
購入動機
メガネは複数本持っており、主に使用しているのは以下の3本です。
仕事用(中近両用1.67、アイリラックス)眼鏡市場
外出用(遠近両用1.67、調光)眼鏡市場
家用(遠近両用1.74、ストレスフリー)眼鏡市場
在宅ワークが主の勤務が終わり、出社が主の勤務になりました。
仕事用のメガネは中近両用で手元を見やすいように調整しています。
作った当初はそれでもいいと思っていましたが、再び通勤を始めるともう少し遠くが見える方がいいと感じました。
正月の初売りの時に眼鏡市場で「ストレスフリー遠近」を買おうかと思いましたが、眼鏡市場は不便なところにしかなく考えました。
通勤の時に寄れそうなJINSがあったと思い立ち寄りました。
福袋なるものがネットで販売されることを知りました。
「6600円で9900円のメガネが買える」という福袋でした。
JINSで遠近にするのはメガネ代プラス5,500円が必要です。
12,100円で買えるので一度買って、良ければ眼鏡市場から乗り換えようと考えました。
買ったメガネ
今の仕事用に近いデザインを選びました。
さほど多くの商品を置いていなかったので、選択肢は少なくすぐに決まりました。
デザインのほか、軽いのも決め手でした。
検眼はごく普通といった感じで、今の中近に合わせて度を少し上げた感じにした感触でした。
20分もかからずに終わりました。
仕上がりは10日間かかりました。
すぐに必要ではないので、我慢せずに待ちました。
引き取りに行って、メガネをかけると・・・
当然のことですが遠くはよく見える。
「手元は見えずらいです。」と店員さんに伝えると
店員さんが私のかけているメガネを貸してほしいというのでお渡しし戻ってくると「もしかしたら入力間違いかもしれないです。すぐに作り変えます。」と言ってくれました。
加入度数(遠くが見える屈折率と近くが見える屈折率の差のこと)が1.00で作られていましたが、再度測ると2.25でした。
中近両用は加入度数2.00なので、1.00はおかしいと思ったようです。
この対応は良いと思いました。
眼鏡市場だと即対応してくれたことはありませんでした。
「見え方に違和感あるなぁ」とお伝えすると「メガネ変えたばかりなので様子をみてもらえますか?」的なことを必ず言われます。
ということで仕上がりまで更に1週間待つことになりました。
引き取りに行きメガネをかけると、遠くはよく見えて近くもよく見えます。
ただしグルグルします。
歪みが大きく感じます。
加入度数が2.25なので仕方ないかと思います。
レンズがさほどいいものではない気がしましたのでネットで調べると「内面非球面設計」で、「両用非球面設計」の眼鏡市場よりも見え方が劣ります。
レンズのメーカは「HOLTジャパン」でした。
眼鏡市場はHOYAとニコンは見た記憶がります。
レンズの屈折率は1.67です。
枠なしだと、レンズの厚みが気になります。
ヒンジがないのでコンパクトにはなりません。
メガネケースに入れる時は、大変です、入りません。
頭が挟まれている感覚が若干ありますが、耳への負担が減り楽になりました。
フレームが柔らかいためメガネをかけた時に意識的にまっすぐに装着しないといけません。
少しでも斜めになっていると、目がグルグルします。
少しでもずれるとグルグルなります。
そのため、このフレームは遠近両用には向かないフレームだと思います。
店員さんは知らないのかなぁ・・・
今回はブルーライトカットを入れなかったのでまぶしさを感じます。
JINSでプルーライトカットにすると+5,500円かかります。
眼鏡市場は3,300円で割高に感じたので、ブルーライトカットにはしませんでした。
遠近両用なので通常見える位置は手元よりちょっと先がよく見ます。
歩く時は遠くを見たいので顎を引いてレンズの上の方で見ます。
近くを見る時は顎を上げてレンズの下の方で見ます。
仕事用の中近両用の代わりにならないかと思いパソコンを使ってみましたが、中近両用よりも「かなり顎を上げないといけない」そして「見える範囲が狭いので首の振りが多く」なりました。
ちなみに、眼鏡市場で作ったストレスフリーレンズの方が近くを見える範囲は広く感じます。
JINSでの遠近両用レビュー
今回はお試しということでメガネを作りました。
JINSにて遠近両用の二度目があるかというと・・・ありません。
ただ単焦点であれば、セール品のフレーム込みの価格が安いのでありかもしれません。
店員さんの対応がよかったのに、レンズの品質でこの結果は残念です。
ちなみに間違えて作られていた加入度数1.00はグルグル感はありませんでした。
2.25にするとグルグル感が強いので、加入度数が小さいとよいのかもしれません。
どうしても歪みとかレンズの厚みが私は気になるので、眼鏡市場のストレスフリー遠近両用の屈折率1.74がベストな選択になります。
ストレスフリー遠近両用の屈折率1.74にしたものを3年以上使っていますが、使い勝手は一番良いと感じています。
老眼が進んでくると目の調節機能が劣ってくるので加入度数が増えます。
歪みを避けるのであれば、更に高いレンズ(あるのかは知りませんが)か、メガネを2本(遠近両用、中近両用)にする必要があるのと思いました。結果、私は2本になっています。
メガネ屋さんごとに使われているレンズが違うので、結局作ってみないと分からないのが現状です。
ここを読まれている方の参考になれば幸いです。
(了)