茨城県魅力度3年連続(6回目)最下位ってすばらしい
魅力度最下位
茨城県の魅力度が3年連続で最下位となりました。
今回で10回目ですが、内6回が最下位なんです。
住んでいる私から言わせてもらうと、魅力度最下位の県がこのレベルなら日本という国は非常に幸せな国ですね。
地域ブランド調査とは
「地域ブランド調査2015」は、ブランド総合研究所が年1回実施している調査で、2006年にスタートし、今回が第10 回目。調査対象は全 790 市(2015 年 4 月末現在)と東京 23 区、および地域ブランドへの取り組みに熱心な 187の町村を加えた計 1000 の市区町村、そして 47 都道府県です。各地域に対して魅力度など全 77 項目の設問を設け、地域のブランド力を、消費者が各地域に抱く「魅力」として数値化しました。
調査の内容は概略下記の通り。
認知、魅力、情報接触、観光意欲、居住意欲、情報接触経路(「旅やグルメに関する番組」など 14 項目)、情報接触コンテンツ(「ご当地キャラクター」など 9 項目)、訪問経験(「行楽・観光のため」など 16 項目および訪問率)、地域資源評価(「街並みや魅力的な建造物がある」など 16 項目)、まちのイメージ(「歴史・文化のまち」など 14 項目およびイメージ想起率)、産品購入意欲、産品想起率(食品、非食品をそれぞれ自由記述)
ランキングは魅力度以外にもあるみたいです。
過去に住んだところ
私は転勤族なのであっちこっちに住んだことがあります。
過去に住んだところのランクを見てみましょう。
福岡県7位
山口県41位
兵庫県12位
私の中での順位と同じです。
知りたいのは居住意欲
居住意欲度は34位です。
ちなみに当地キャラクターの認知度については昨年の25位から一気に4位に上昇しています。
ねばーる君頑張りましたね。
私の中の魅力度の順位は前述した通りなのですが、居住意欲(住みたいところ)で言うとちょっと変わります。
福岡県
茨城県
山口県
兵庫県
福岡県が1位の理由ですが
1.自然災害が少ない
2.ちょっと足を伸ばせば別府(大分県)などの温泉に行ける
3.更に阿蘇山(熊本)などの自然に触れられる
住む場所によるかもしれませんが
4.買い物に不便しない
5.医療機関も豊富
などなどと生活する上で不便を感じたことがありません。
茨城に住んで生活する上で自然災害が少ないことが一番だなと感じました。
茨城県が2位の理由ですが
1.自然そのものである
2.渋滞が少ない
3.都内まで最短45分(つくばエクスプレスつくばから)
などなど。
明確にこうだと言えないのが辛いところで、住んでみて感覚的にといったところが正しいと思います。
自然災害が多く、福岡みたいに出かけると必ずパトカーを見ることもないので治安に不安なところもありますが、住んでみると不便を感じることがありません。
なぜ最下位なのか?
関東地方の1都6県の順位を見てみましょう。
茨城県 47
栃木県 35
群馬県 45
埼玉県 42
千葉県 14
東京都 3
神奈川県 5
一方目の上の佐賀県がある九州地方を見てみます。
佐賀県 46
福岡県 7
長崎県 6
熊本県 17
大分県 31
宮崎県 13
鹿児島県 20
一概には言えないかもしれませんが、魅力度の高い都県が近くにあるためそちらに目がいってしまって、茨城県、佐賀県の魅力度が下がっているのではないのでしょうか?
関東の場合、東京都、神奈川県に目がいき、九州の場合は福岡県、長崎県に目がいっていると考えました。
がんばっぺ!茨城
アピール下手と言われていますが、別にアピールする必要はないと思います。
農業、工業共に盛んで日本の下支えをこっそりとしているのが茨城県なんです。
魅力度最下位ですが、それほど頑張って脱出しなくても良いんじゃないかな。
(了)
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