HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)で遊んでみる
最近、初めてHDR(ハイ・ダイナミックレンジ)なるものを知りました。
手元には、露出を変えて撮ったものは1枚もないので、1枚で明るさを変えて遊んでみました。
元の画像に戻るのかと思えば、そうでもありません。
コントラストを強くしたような感じでしょうか?
ただ、暗いところが明るくなり、明るいところはそのままになっています。
いろいろ遊んでいくうちに、NikonのDライティングのような使い方が出来ないかと思いだしました。
まぁ、レタッチがうまく使いこなせればいいのですが、道具も持っていないし、知識もないので諦めていました。
HDRだと、なんとか出来そうな気がします。
ソフトは、フリーで入手できる「PhotomatixBasic」使用しました。
用意するものは、原画とPicasa2(これまたフリーなので)にて、ハイライト50%を1枚。
シャドー50%としたものを1枚、合計3枚を用意する。
Photomatixに読み込ませる時のSpecify the E.V. spacingは1 2/3 とする。
(SILYPIXで確認した。実際1.8くらいか)
これらで、画像を生成する。
Tone Mappingの設定は
Brightness 0
Tonal Range Compression 10
Contrast Adaptation 10
すると、Dライティングのような画が出来上がる。
ただし、細かく見ると偽色のようなものが出ている。
Nikon Coolpix S600
Dライティング処理
HDR風処理
Dライティング拡大
HDR拡大
HDR風は、赤い擬色のようなものが発生しているので、全体的に赤く見えるのでしょうか?
設定を追い込めば、それなりのものが出来上がると思いますが、面倒ですね。
Dライティングの威力を改めてスゴイと感じました。