【写真講座】第3回 きれいな写真とは
「きれいな写真を撮られますね」とよく言われます。
今でも言われると顔がにやつきます。
じゃぁ、「きれいな写真とはなんですか」と聞かれたら、あなたは何と答えますか?
「きれいなもんはきれいだろ」と昔の私なら言っちゃいます。
よーく考えると「いいなこれ」と思う写真には共通項があります。
過去の記憶
知らない異性に出会った時に「ドキッ」としたことありませんか?
私は、AKB48の板野友美を見た時に「ドキッ」としました。
若い時に付き合っていた彼女にソックリだったのです(言い過ぎかな)
人間は過去の記憶と今見ているものを照らし合わせています。
過去の強い記憶と一致した時に喜びや、悲しみや、怒りを思い起こさせられます。
写真もきっとそうなのかもしれません。
過去に見たものや経験したものと近いものを目にした時に、共感を得るのではないかと思っています。
全く経験してことのない世界
前述したものとは、全く逆のことになります。
今まで見たことのない光景を見た時に、人間の脳は刺激を受けます。
その刺激が、きれいだとか、気持ち悪いだとかの感情に現れてきます。
マクロの世界、HDRの世界は人間の目では見れないので、きれいだなと思うと思います。
この2つは見ていて長く感動は続きません。
一瞬の感動で、見慣れると何とも思いません。
昔の異性に似ているからと付き合っても長くは続きません。
一瞬の夢なんですよ。それは。
構図と色彩
では長続きさせるにはどうすればいいか?
写真撮影で基本中の基本「構図と色彩」です。
プロではないので詳細は省きますが、「安定感のあるモノと色の配置」が重要になってきます。
こればかりはある程度理論で覚えないといけません。
ただ理論だけ頭に叩き込んでもダメ!無駄です。
これを読まれている方は、私ほどの変人ではないと思います。
それであれば、最低限人間として持っているセンスが有ると思います。
落ち着くか落ち着かないか、自分の目で見て判断したらいいのです。
落ち着く写真が「構図と色彩」がばっちりな写真です。
構図と色彩と主題がはっきりしていれば、最低限キレイと思われる写真になっていると思います。
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