皆既月食を撮ってみたものの
2014年10月8日に皆既月食を鑑賞いたしました。
月の欠け始める時間帯は午後6時15分頃から、欠け終わるのは午後9時35分頃。
そのうち皆既食となるのは午後7時24分頃から午後8時24分頃の1時間。
会社から急いで戻ってきて撮影を開始しましたが、すでに月は欠け終わっていて皆既食に入りつつの状態でした。
そこから撮影の条件を模索していくと完全に皆既食に入ってしまいました。
皆既食に入ると月が暗く、近眼と老眼の私にとっては探すのは至難の業。
ファインダーを覗いて月を捉えるのも一苦労。
ピントを合わせるのが最大の難関。
ライブビューがあったので、ライブビューでピント調整し撮影を開始しました。
なんとか赤同色の満月を撮ることができましたが。ピントが甘かったです。
まわりの星々も写したかったので、シャッタースピードを延ばして撮影しました。
シャッターショックが激しいのか星がぶれてしまいます。
また月の写りも甘くなってしまいました。
皆既食の終わりから月が出てくるまでを1枚に収めたかったのですが、考えが甘かったようです。
画角調整と露出調整が難しいです。
露出調整は月が完全に出た時を想定して合わせこみ撮影開始しました。
しかし、考え方が甘かったようで途中で露出オーバーしました。
途中から撮影をやり直して、なんとか一枚に収めることができました。
合成のソフトは比較明合成できるフリーソフト「SiriusComp」使用しました。
SiriusCompは同時に微速度撮影と言われるコマ撮り動画も合わせて生成できます。
縦のものを微速度撮影にしたところ、横伸びしてしまい見れるものができませんでした。
天体撮影は知識と技術が必要だなと毎回思っていますが、いつまでたっても向上しません。
なんでだろうな(笑)
次回の皆既月食は2015年4月4日です。