【レビュー】ケンコー・トキナー ストロボディフューザー 「影とり」 SDF-26
KENKO 2.0 TELEPLUS MC7 DGを買ってから、TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 (model272e) を取り付けて、望遠マクロとして遊んでいます。
一点不満というか、テクニックがないので苦労しているのが、シャッタースピードが遅くなると、手ぶれや被写体ブレが多発し無駄打ちが多くなることです。
三脚を立てるか、フラッシュを使うか、マクロLEDリングライトを使うか。
機材を増やしたくないので、内蔵フラッシュを使うことにしました。
PENTAX K-5 + TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 (model272e) + KENKO 2.0 TELEPLUS MC7 DG
家で昔のデジカメを被写体にして撮影しました。
被写体とレンズの先があまりにも近すぎて、光が当たっていません。
そこでスーパーの袋をフラッシュに被せて撮影しました。
PENTAX K-5 + TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 (model272e) + KENKO 2.0 TELEPLUS MC7 DG
フラッシュを焚くと眼底検査のように、目の前が激しい光が現れます。
光が分散されて、目的の場所に光があたりました。
さすがに、スーパーの袋を被せて撮影はできないので、ディフューザーなるものの購入をすることにしました。
ディフューザーと言っていろいろあるので、スーパーの袋に近いものを購入しました。
千日紅を最短距離で撮影しています。
息子に撮影させたのですが、思うような構図で撮ってくれませんでした。
分かりにくいですが、それなりに接近した距離です。
ケンコー ストロボディフューザー 「影とり」 SDF-26をつけるとこんな感じ。
知らない人が見たら、何だろうねぇって感じになります。
外すのを忘れていましたが、ここ数週間マニュアルでのマクロ撮影を行っていたので、手首の状態が悪化したのでサポーターをしています。
皆様、手首の酷使には気をつけましょう。
で、撮影したものがこちら。
PENTAX K-5 + TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 (model272e) + KENKO 2.0 TELEPLUS MC7 DG
ディフューザーを使った時、ストロボ直射など、同場所で撮影していればよかったのですが、何も考えていませんでした。
セミをそのままの光源で撮影。
シャッタースピードが1/80と遅いためブレています。
PENTAX K-5 + TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 (model272e) + KENKO 2.0 TELEPLUS MC7 DG
ディフューザーを使うと1/180のSSとなり、また光もキレイに当たりいい感じになります。
PENTAX K-5 + TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 (model272e) + KENKO 2.0 TELEPLUS MC7 DG
なんとかシャッター速度が遅くなることに対して、内蔵ストロボ+ディフューザーで回避することができました。
絞りがF2.8だと、ヒントが合う範囲が狭いのでピンを外すことが多いです。
PENTAX K-5 + TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 (model272e) + KENKO 2.0 TELEPLUS MC7 DG
絞りをF8.0まで絞ると、ピンの合う範囲が広がります。
PENTAX K-5 + TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 (model272e) + KENKO 2.0 TELEPLUS MC7 DG
内蔵フラッシュを使い絞り込むと、シャッタースピードが1/180と最速固定なので、光量が足りなくなり被写体が暗くなります。
ISO感度を上げていけばいいのですが、ISO1600を超えると立体感が失われるので限界があります。
太陽の光の力が借りられる条件であればいいのですが、いつも良い条件ばかりではありません。
次はどうやって克服するか・・・全く思いつきません。
評価:★★★
価格もそんなに高くなく、影取効果もバッチリでした。
ただ、知らない人が見たら得体の知れない物体なので、使用には少し抵抗感があります。