【入手！】超じんせーエンジョイ！たまごっちプラス ガッツぶるー
子供はサンタさんを信じている。
今年は何をお願いするのかなぁ？
「たまごっち！！」
･･･たまごっち！ですか！？
それは、困ったぞ！
なんせ、ひょこっと買える代物ではない。
ということで、近場で限定発売があるということで
朝６時から並んだ。
ほとんどと言っていいくらい、私の前で切れた。
抽選での発売ということで、開店時間に行った事もあった。
抽選券がなかった。
インターネットで、トイザらスやイーエストイズの抽選も
出したこともある。
全滅だ！！！
これ以上労力を使っても無駄のように思えてきた。
自分の時給を考えれば、単価が安すぎる。
無駄だ！！！
クリスマスは、別のものにして、
子供への言い訳を準備するとするかぁ。
そんな矢先、会社の同僚（職位は上位）の方から
「トイザラスで600個位限定で発売するらしい
朝２時くらいから一緒にならばないか？」
と言われた。
この寒い中、体脂肪率が一桁の私にとっては自殺行為だ。
ここまでして、子供のためにやる必要があるのか？
非常に疑問を感じた。
逆に同僚の方が、子供のことを良く考えているなぁっと
非常に感心した。
今までの経験から言ったら、朝５時にでも並べば
色はともかくとして、買えるのではないかと
安易な発想でいた。
ところが、その情報入手後
新聞広告やテレビＣＭで情報が流れているではないか！
５時はもしかしてつらいのではないか？
という不安にかられた。
前日、同僚から、
「今日の２３時から並ぶ。どう？」
と聞かれ、
そうだなぁ、よし、ここは「気合だ！」
ということで、前日２３時から並ぶことにした。
２３時ごろ到着すると、もう一人並んでいるではないか！
その方に、何時から並んでいるかと尋ねてみた。
「閉店前から」
お”ぉ、根性モンだぁ。
と、言いながらも我々もそんなに差がない。
「一人だったら不安でした」
と前の人が言っていた。
２時過ぎで100人くらい
５時になった時点で、人の数を数えてみた。
ざっぱな数字だが、350?400人
中には、子供等を車に待たせている人もいるので
係数を×２としても、最低700人
はやり、朝５時ではギリギリの線だった。
地べたに座っていたので、かなり尻が冷えてきた。
合わせて、空から冷気が降り注ぐ。
上は５枚、下はパンツ含めて４枚。
それでも、大気の冷たさは感じる。
生火があれば少しでも寒さがしのげるのに…
七輪でも持ってくればよかった。
６時過ぎ、やっと東の空が紫色に変ってくる。
夜明けだ。日本の夜明けだ。たまごっちの夜明けだ。
明るくなってくると、人の動きが見えてくる。
今頃来ても、無理だちゅーに
･･･少し優越感。
今まで、日替わりや限定商品を買う時は
ギリギリを狙って並ぶ。
勝率１割を切る。
並んでいる間のドキドキ感と、買えた時の達成感
買えなかった時の悔しさ･･･
それを楽しんでいた。
夜中から並ぶ奴なんて「アホちゃうか！」と思っていたが
それが、違うんだな。
先頭は、気持ちいい。
この優越感。たまらない。
６時半過ぎ頃から、店員が出てきて説明を始めた。
よっしゃぁ！
３番目に整理券を受け取る。
な・なんて素晴しいのだ。
なんとも言えない快感に襲われた。
家に到着後、どっと疲れが出た。
でも、まだ興奮は残っている。
次も何か限定の時も早く並ぼう！
出来れば、暖かい時に…
たまごっちだが、クリスマスまで封印だ。
子供は、こんな親の苦労も知らずに
サンタさんからのプレゼントと思って
袋を開けるんだろうなぁ。
サンタ伝説が終わるまで、大事にして欲しいなぁ。
俺の親としてのひとつの勲章だから･･･ネ！
