ラブジョイ彗星とふたご座流星群2013
彗星撮影3回目
アイソン彗星C/2012 S1(ISON)撮影から数えて3回めの夜空の撮影のチャレンジで、ラブジョイ彗星C/2011 W3(Lovejoy)とふたご座流星群の撮影に行ってきました。
一回目 アイソン彗星 雲が多くて撮影出来ず
二回目 ラブジョイ彗星 偶然にも写真に写っていた
三回目の今回は、ラブジョイ彗星はもちろんのこと、12月14日15時ごろに極大時刻を迎えるふたご座流星群の撮影にチャレンジしました。
ふたご座流星群は年間三大流星群のひとつです。一晩に見られる流星数としては年間最大の流星群ということで,条件が整うと一晩の流星数が500個を越える時もあるらしいのです。多い時には100個近く流れるということなので、見れる確率は高いです。
今回の夜空の問題点は、満月前の月です。なので14日は月が沈む4時以降に撮影をするのがいいようです。
15日は5時以降ですが、太陽が6時半には昇ってきますので、撮影の時間は短くなります。
目で楽しむのであれば月があっても流れ星を見ることが出来ます。
13日の夜、私は見ることが出来ませんでしたが、嫁が2個流星を見ました。
早朝から撮影に出かける
ということで、今日もまた朝早くから撮影に出かけてきました。
空には雲ひとつない星空でした。
今回はかんむり座とヘルクレス座を探して、その間を撮影します。
が、夜空には線が引いていないので、どの星がどれだかさっぱり分かりません。
とりあえず広角端で撮影して星を探しましたが、撮ってそのままだとさっぱり分かりません。
家に帰って写真を加工し大きい画面で確認すると、こんな感じで分かるようになります。
な、なんとラブジョイ彗星が写っていた
ほとんど当てずっぽで撮影して家で確認することにしました。
運良くラブジョイ彗星が写っていました。
左側の方です。
薄っすらふたご座流星群も写っているのですが、厳しいですな。
大きなサイズをFlickrにアップしています。
http://www.flickr.com/photos/ahmon/11361754226/sizes/l/
トリミングするとこんな感じ。
ふたご座流星群も写っていた
今回はカメラと三脚三セット持って行き、1台をラブジョイ彗星、2台をふたご座流星群の撮影を行いました。
目視では2つほど流星を見ることが出来ました。
写真には5枚ほど写っていました。
見ても引っかき傷みたいな感じです。
上の写真の下の方に写っています。
天体撮影は奥が深いのね
アイソン彗星に触発されて星空の撮影を行ったのですが、多くの知識と技術がいりますね。
ついでにもっとよく写そうとするならば、資金力も必要になってきます。
現時点での機材と知識と技術力ではこれが精一杯かな。