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【写真講座】第2回 360度観察すること

写真を撮る時どこを見ていますか?
被写体を自分目線でしか見ていませんか?

それではもったいないです。
少し目線を下てみてください。
何となく世界が変わったように感じませんか?

更に目線を下げていってください。
虫の気持ちになりませんか?
高さ方向に目線を動かすだけでも世界が変わって見えます。

では被写体のまわりを1周してみましょう。
何か気づきませんか?

真上からも、真下からも見てみましょう。
面白いものが見えたでしょ?

意識を変えてモノを見ると違った世界が見えます。

これはカメラを始めたから教わったことではなく、仕事から教わったことです。
問題解決を行うのに1点から物事を見ていては、解決の糸口は見つかりません。
いろんな方向から問題を見渡すのです。

写真撮影と違って、問題を360度見渡しても全ては見えませんが、被写体は360度見渡すことが出来ます。
いままでお話ししたのは、いわゆる3D(3次元)のお話です。

実は写真はこれだけではないのです。
三次元に時間軸を加えて、四次元になります。
同じ被写体でも、24時間観察してください。
(できないですね)

太陽の動きによって、陽加減がかわり色々な表情が生まれます。
季節によっても、天候によっても色々と変わります。

どんな時が一番いいのか?
被写体を知ることによって、いい時間軸を探してください。
一瞬を切り取る、これが写真なのですね。
植物は朝方がいちばんキレイです。
その次に夕方です。

朝方というのは、理屈はよくわかりませんが植物が生き生きしている時間帯です。
それプラス、朝の日差しが柔らかく演出してくれます。
夕方というのは、傾いたお日様がロマンティックに植物を浮き上がらせます。

お昼はダメという訳ではないのですが、日差しが強く反射が強かったり、植物が少しナヨッとしています。
次回の撮影から4次元を意識して撮影されてはいかがでしょうか?

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写真講座

Posted by きあい