【菌】溶連菌感染症と水疱瘡
菌だらけ
我家は、ゴールデンウイークから菌に冒されています。
GW中に次男が溶連菌感染症にかかりました。
溶連菌感染症とは?
A群β(ベーター)溶血性連鎖状球菌感染症ですが、略して溶連菌感染症と呼ばれます。子供に多い病気で、これは「溶連菌一次症」と「溶連菌二次症」に分けられます。
溶連菌一次症とは
普通、溶連菌感染症と呼んでいるのがこれで、溶連菌による扁頭炎とか猩紅熱がその代表です。そのほかにリンパ腺炎、中耳炎、とびひなどの一部も溶連菌の感染で起こることがあります。溶連菌による扁頭炎の特徴は、のどの痛みが強く、突然高い熱が出やすいことです。猩紅熱になると扁頭炎のほかに、皮膚にこまかい発疹が現れ、舌が莓のようになります。これを「いちご舌」といいます。
溶連菌二次症とは
溶連菌感染症が重要なわけは、溶連菌一次症に続いて3~4週間後に急性腎炎やリューマチ熱を引き起こす可能性があるからです。この急性腎炎やリューマチ熱を溶連菌二次症と呼びます。これは一次症の治療が適切でなくて病巣感染が作られてしまい、これに対する一種のアレルギー反応として急性腎炎やリューマチ熱が引き起こされるのです。(中之島のBOWより引用)
わーお!大変な菌に冒されてしまった。
お医者さんも言っていましたが、
「きっちりと治さないと大変なことになる」
正にその通りです。
次男の症状が落ち着いた頃、
な、なんと長男が!溶連菌感染症にかかってしまった!
感染してしまったのねぇ。
残るは長女。
こいつは、のんきだからかからないかもしれない。
さて、これでとどめにして欲しいのですが、
次男が、今度は、水ぼうそう!
水疱瘡とは
「みずぼうそう」は生後3ヶ月以内の乳児や成人には少なく、集団生活を始めた幼児、2才から10才くらいまでの子供に多い病気で、毎年流行します。感染力が強く、次々と兄弟に移っていきます。ウイルスによって起き、飛沫感染によって広がっていきます。潜伏期間は2週間です。
まず、発熱がみられ、真ん中に水を持った発疹がパラパラと現れ、日に日に増えていきます。軽い場合は数個しか出ない場合もありますが、通常は身体中に出てきます。この発疹は水疱瘡の場合は頭部や躯幹に多く、髪の毛の中や口内にも出てきます。
かゆみが強く、引っかいて発疹をつぶす事が多いので、手についたウイルスから他の子供に移っていきます。また掻き毟った事により細菌に感染し膿みを持ったりしてきますから病児の爪を良く切り、清潔にして、皮膚を傷つけないようにしなければなりません。
通常は1週間程で発疹の色が濃くなりかさぶたが出来て、感染力はなくなっていきますが、この間は学校を休ませます。まれには合併症を引き起こし、熱が長く続いて、脳炎や髄膜炎を起こす事もありますから、きちんと治療を受けなければなりません。
予防にはにワクチンが開発されていますが、まだ高価な為、あまり普及してはいません。しかし合併症を考慮すると、体力の弱い子供や、妊娠の可能性のある女性は予防接種をしておいた方が安心です。
水痘にかかって数十年もしてから、神経に残ったウイルスが活性化して起こる病気に帯状疱疹があります。神経にそって水疱疹がでて、大人の場合は非常に痛みます。1週間程の安静と治療が必要になります。(寅baba のパソコン部屋からより引用)
えーい、次から次に菌に冒されやがって!
そう言えば去年は、アデノウイルスとか、緑膿菌とかが
我家で流行っていたなぁ。