豚骨と鶏白湯ラーメンは似ているのか
東洋軒のラーメン
お盆休みで地元に帰省しました。
帰省する度に「東洋軒(福岡県北九州市小倉北区黄金町)」へとんこつラーメンを食べに行きます。
子供たちも大好きで必ず一緒についてきます。
帰省の時に食べに行くのですが、盆休み、正月休みの長期休みでお店が開いていないことがあります。
今回は運がよく、長期休みに入る前に食べに行くことができました。
東洋軒は久留米ラーメンです。
久留米ラーメンと言えば「海苔」がのっています。
小倉でのラーメンは400から700円の相場ですが、東洋軒1杯700円と強気のお値段です。
豚骨で育つ
小さい頃から東洋軒のラーメンを食べて育ってきており、ラーメンと言えば豚骨、豚骨と言えば東洋軒なのです。
昔に比べて味が落ちてきたとの噂を聞きますが、私にとっては故郷の味です。
大人になってラーメンという食べ物に、醤油だとか、豚骨醤油だとか、塩だとか、即席麺では食べたことがあるものがお店で食べれることにショックを受けました。
そういう環境で育ってきて仕事で関東に飛ばされた時のショックたらありません。
東京での気付き
とは言え大東京。
東洋軒を超えるとんこつラーメンがきっとたくさんあるんだ。
そう思い行列のできる「とんこつ」という名のラーメンを食べました。
正直「とんこつ風」ばかりで、私の口に合うものがありませんでした。
豚骨ではありませんが、ラーメン二郎。
いつも行列ができているので一度だけ行ってみました。
ここでやっと気が付きました。
「行列が出来る店は必ずしも自分に口に合うものではない」
方向転換
正直関東でとんこつラーメンを追いかけていても、私が求めるラーメンには辿り着かないと思い方向転換し、いろいろなラーメンにチャレンジすることにしました。
ある日「鶏白湯ラーメン」なるものにチャレンジしました。
初めて食べる白湯麺。
おいしいではないですか!
2店目は「はざま(茨城県取手市)」
店内は鳥の臭いで充満しています。
やはり「鶏白湯スープ」は「豚骨スープ」変わるスープだと思いました。
謎は全て解けた
今回帰省して東洋軒のとんこつラーメンを食べて謎が解けました。
ラーメンは硬麺で注文し、初めはスープを楽しみます。
スープを一口飲んだ時に「なんか味わったことのある味と感触」
もちろんここでの話ではなく、どこか別の話で。
麺を食べてスープを飲み干して分かりました。
あの「鶏白湯スープ」感覚だ。
店内は豚骨の臭いなのですが、口の中に残る感覚は「鶏白湯スープ」
はざまの鶏白湯が「うまい」と感じたのは、東洋軒のスープの感じと同じだったからです。
豚骨と白湯、ベースが違えども何か共通するところがあるのでしょうかね。
(了)