【レビュー】smc PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited

購入動機

私の撮影のメインは季節の花々です。
なのでメインレンズとしては
TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di Model A001
TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 (model272e)
の望遠ズームとマクロレンズの2本となります。

これにブログに掲載するのに全体観を加えるために
smc PENTAX-DA 12-24mmF4 ED AL[IF]
の超広角ズームを使います。

機材を3台持って行くことはまれなので、広角レンズを持っていかない時はCANON PowerShot S110を連れて行きます。

よく使う焦点距離は200mm,70mm,12mmなんで、マンネリ化しています。
なので単焦点でも1本買おうかと思いました。今考えると意味が分かりません。
これまで35mm,50mmを使ったことがありますが、使い切れず売却しています。
ふと目に入ったのが、DA50mmF1.8とDA35mmF2.4AL

安いですね。
これなら前に買おうと思って諦めたFA43mmF1.9 Limitedに行くかな。

と思ったものの中古でも5万オーバー。
買えません。

次に目に止まったのが、HD PENTAX-DA40mmF2.8 Limited

今さらねぇ40mmにこの値段だそうとは思わない。
ならば中古で旧型はどうなのかなと思い値段をみると、程度のいいもので2万円ちょい。

40mmの作例を見ると、花を見たままに撮るのは良さそうな感じ。
レンズ自体も小さいし、出張の時に鞄に入れてもあまり邪魔にならなそうだし、まぁ1台買いますかな。
と、なんだかよく分からない理由で購入しました。

一緒に買ったもの

フジツボ型のレンズフィルターのためフィルターは要らないような気もしましたが、たまにぶつけることがあるので念のため購入しました。

レンズキャップがねじ込み式のため取り外しが面倒しそうなので、バネ付きのキャップを探しました。口径が30.5mmということでAmazonで探したら見つかりました。

レビュー

IMGP7550-001

遠景の撮影

一番気になったのが遠景の撮影です。
過去にDA35mmF2.8 Macro Limitedを持っていましたが、遠景の撮影をした時にちょっと甘目の画を吐き出すんです。
35mmのマクロもちょっと中途半端な感じがあって、使用頻度が低かったので手放しました。

IMGP7533

実際にはDA35mmF2.8 Macro Limitedよりも甘さはないので安心しました。

IMGP7963

本当は広く撮りたいところでも、狭く写る。そりゃそうだよな~。
遠くのものを大きく写すのはいいのですが、全体観を写したくて遠くは使えない。

35mm換算で60mm

次に気になったのが40mmという焦点距離、35mm換算で60mmでしょ、標準というよりちょっと望遠っていう感じ。
1歩、2歩突っ込んで撮影する癖が付いているので、ファインダーを覗きこんだ時にイメージが違うのね。

IMGP7523

IMGP7613

突っ込まずに2,3歩下がって撮影すると、なんとかイメージに合ってきますが、それでも違和感があります。

IMGP7691

猫を撮影して思ったのですが、結局は見たままに撮るのが一番の使い道のような感じ。
ブログで近景からちょっと離れたところを説明するには、このレンズがいいのではないかと思いました。

最短距離0.4m

3点目の気になっていたのが、最短距離が0.4mというところ。マクロよりに撮影するスタイルが癖なので寄り過ぎることが多いのです。

IMGP7552

IMGP7648

IMGP7854

ピントが合わない時は下がるしかないです。

ボケに関してはそれ程期待していませんが、絞りには気を使っておかないとうるさいぼけになりそうです。

最大の利点

このレンズの最大の利点は、画質は持っている標準ズームレンズ良くて小さいというところです。

IMGP7935

コンデジ感覚で片手でノーファインダーで撮影が楽にできます。

IMG_8805

手前がDA40で、奥がA001です。
私が持っているもので一番長いのがA001となり、また一番重たいレンズとなります。
ボディと合わせると2kgですので、ペットボトル一本分です。
一方DA40だと、800gなので半分以下の重さですし容量も全然違います。
極端な例となりました。

評価:★★★

写りには問題なく、35mmMacroよりもカリッと感はあります。ブログで見たままを表現するに使うのに使うとよいですね。パンケーキレンズということだけあって取り回しは非常に楽です。