【解決済】石油ファンヒータ(DAINICHI FW-366L)が点火しなくなった(HHHエラー)
火がつかない
リビングで石油ファンヒータ(DAINICHI FW-366L)を使用しています。
先日使用していると液晶画面に「HHH」が早い点滅で表示されました。
電源コードを抜き再度電源コードを挿してスイッチをを入れると、同じように「HHH」の早い点滅となりストーブが点きません。
取扱説明書を見ると修理に出さないといけないようです。
寒くなってきてこれから活躍するのに、故障なんてなんかがっかりです。
休日に新しく買いに行こうと思いました。
一方でエラーメッセージなので何かボタンを押せば治ると思いネットで検索しました。
するといろいろと情報が出てきました。
どうやら前面パネルを開けるとリセットボタンがあるようです。
公式サイト情報
ダイニチの公式サイトで状況を確認しました。
「エラー表示(E13・換気)が4回以上連続して作動しています。」
最小燃焼をしている時にE13エラーが出ていました。
これを繰り返すと、HHHの遅い点滅になります(なりました)
電源コードを挿して点火するとストーブが点きました。
「さらに電源コードを抜いて、リセットして使用を続けてしまうと点火できなくなります。」
と書かれていますので、ここまで来たのだと推測します。
「エラー表示が消えないとき:修理が必要です。」
と、最後に書かれていました。
原因は以下のように書かれています。
- 換気不足による不完全燃焼
- 持ち越し灯油や不純灯油などの不良灯油を使用したことによる火力低下や不完全燃焼
- シリコーンを含んだ商品を使用したことによる炎検知装置の汚れ
3番目のところにPDFファイルがありました。
その中に「炎検知器」の汚れの写真がありました。
なるほど、ここまで整備ができれば完全復活の可能性があるのだと理解しました。
リセット
とどめを刺したら買い替えてもいいので、一旦分解してリセットすることにしました。
ネジは全面下側、左右に一つづつありました。
ネジを外して前面パネルを上にずらすと、あら不思議簡単に外れました。
リセットボタンはここにありました。
電源コードを挿し、「基盤の白いボタン」と「温度設定のマイナスボタン」を同時に押し、しばらくすると「ピピッ」と鳴なりエラーが解除されました。
前面パネルをはめてスイッチを入れると火が点きました。
しばらく使用したところ問題なく稼働できました。
さて「炎検知器」の掃除ですが、しばらく様子見てだめだったら実施しようと思います。
炎検知器掃除
最小燃焼にするとE13換気エラーが頻発し、更に遅いHHHエラーがでましたので重い腰を上げて「炎検知器」の掃除をすることにしました。
金属板のネジ2本と爪を2つ上げました。
それだけでは外れないので、上がフックで引っかかっているようですので、少し上にずらして手前に引くと外れました。
炎検知器は真っ白でした。
百均で金属のヤスリを買ってきて、磨きました。
もう少しきれいになるかなと思いましたが、これ以上磨いて壊してしまうのも嫌なのでこの程度で磨きを終えました。
元の状態にしてしばらく放置しましたがE13エラーは発生していません。
もう一台ダイニチのファンヒーターで着火不具合があるものも掃除してみました。
炎検知器と着火器のところを磨きました。
こちらの方も1発で点火するようになりました。
このシリコン問題って技術が進歩してもなんとかならないのかな?
石油ファンヒータは電気製品であり、かつ火気を取り扱う製品です。
石油ファンヒータの仕組みが理解できないド素人の修理は大変危険ですので、素直に販売店へご相談、もしくは買い替えてください。
また実施する場合には自己責任でお願いします。
ダイニチ2019年最新モデル石油ファンヒーター[5.0Lタンク] 給油汚れんキャップ Sシリーズ木造9畳まで・コンクリート12畳まで長期3年メーカー保証商品FW-3219S/FW3219Sライトシルバー(S)
0:2019年12月7日
1:2019年12月20日 炎検知器掃除